本名は「フィネガン・サンダース・マギル」こと、フィン・マギル「Finn McGill」(18歳)。
16歳でパイプマスターズのトライアル優勝、今年はワールドジュニアチャンピオンに輝いたハワイのヤングガンです。
今回の動画は、フィン・マギルをフィーチャーしたプロファイル映像をお届けします。
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カリフォルニアで生まれ、現在はハワイのオアフ島ノースショアをホームとするフィン。横乗り系はスケートボードからスタートし、ハワイに移ってからサーフィンとスケートを両立するようになったとか。
サーフィンとスケートの両立はモダンサーファーでは珍しくなく、ジョンジョン・フローレンスなんかも若い頃は両方のプロになりたいと口にしていましたね。
フィン同様に若手ハワイアンのカラニ・デイヴィッドなんかは、実際にサーフィンとスケート両方のプロになっていますし。
そんなフィンは、スケートからスタートしたという事でサーフィンのエアリアルはスケートからインスパイアされ、ビッグバレルチャージはオアフ島ノースショアという環境により自然とプッシュされたと言います。
そんなフィンによるサーフィンのプログレッション(進化)に関する考え方は以下の通り。
プログレッションって、異なったラインを取るとか従来とは違うことをすることだって考えてる。サーフィンのプログレッションはほぼ停滞期に入っていて、これ以上はないように思えるよね。
でもさ、アプローチを変えればまだまだの進化の余地があるように思えるんだ。昔のスケート動画なんかを見ていると、ボウルスケートも停滞期のような時期があったけど、新しいマニューバをメイクするスケーターたちによって新たな道が開けたんだ。
同じようなことがサーフィンでも始まる予感がしてて、いったん扉が開かれたら大きな広がりを見せることになるだろうね。
動画でフィンも口にしていますが、スケートだと同じセクションが同じ場所にあるので反復練習できるのに対し、サーフィンではエアリアルするにはまず、セクション探しからスタートと異なります。
ただ、今まで当たり前だったセクション探しを省くことができるウェイブプールができてしまいましたね。
これから数年後には、サーフィンのプログレッションがかつてないスピードで加速することは確実で、その一翼を牽引するのがフィンになるのかもしれません。