クイックシルバーライダーの名コーチとして知られる元CTサーファーのスネークこと、ジェイク・パターソン「Jake Paterson」(45歳)。
そんなスネークによるシリーズ動画「スネークテールズ」の番外編として公開され始めたのが、スネーク本人の現役時代を映し出したオールドスクールスネークテールズ。
今回の動画は、スネークテールズ番外編となる1998年パイプマスターズのファイナルの映像をお届けします。
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スネークテールズ番外編という事で、98年パイプマスターズのファイナルに進出したのはスネーク、そして当時は17歳でワイルドカード出場だったブルース・アイアンズ。
セミファイナルでケリー・スレーターを破り、勢いに乗ってファイナル進出を果たしたスネーク。
しかし、ファイナルではブルースと逆転に次ぐ逆転と両者ともに一歩も引かないデッドヒートを繰り広げる事に。
ファイナル終了数分前にはブルースが見事なバレルをメイクし、ブルースの優勝間違いないと思われたものの、決して諦めなかったスネーク。
ファイナル終了直前と言えば、どのCTイベントでもそうですが、波が良ければローカルなどが海に入り、早くサーフィンしたくてヒート終了を今か今かとラインナップで待ち構えたりパドルアウトしています。
そんな状況により、終了間際のラインナップはレフトのパイプラインは乗れない状況となり、クローズアウトにしか見えないライトのバックドアへと突っ込んだスネーク。
そしてドギードア(犬小屋くらい狭いバレルの切れ目)からバレルを抜け、大逆転でパイプマスターに輝くことになったというストーリー。
ちなみに、当時のパイプマスターズはローカルハワイアンのワイルドカード枠が確か16名ほどと、現在とは大きく異なる状況でした。
また、ブルースは98年のパイプマスターズでは2位、2000年は3位、2001年はワイルドカードで優勝という偉大な記録を有しています。
現在とは異なる背景などを考えても興味深いストーリーではないでしょうか。