現地時間2018年10月8日(フランス)、WSLイベントのエアショー「Red Bull Airborne France(レッドブル・エアボーン・フランス)」が開催。
元CTサーファーのジョシュ・カーをコンテストディレクターとした同エアショーは、CTサーファーであるヤゴ・ドラの優勝で幕を閉じました。
今回の記事は、レッドブル・エアボーン・フランスのイベントレポートや動画などをお届けします。
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レッドブル・エアボーン・フランス
WSLのスペシャルイベントとしてCTイベントと同時期に初開催となったエアショー。
今イベント最大の見所はWSLイベントということでフリーサーファーだけでなくCTサーファーも出場した点です(CTサーファーは基本的にWSLイベント以外は出場できないため)。
フリーサーフィン系イベントという事でルールもユニーク、一般的なサーフィンコンテストと異なり、プライオリティがないジェントルマンルール。
ジェントルマンルールという事で、ジェントルマンに相応しくない悪質なドロップイン(前乗り)などをした場合、次回からは招待されなくなるといったものです。
*エアショーで繰り出された全エアリアル
さて、イベント出場者は18名で、まずはクオリファイングラウンドとして6人ヒートが3回行われ、各サーファーは2ヒート出場するので計6ヒートが行われました。
クオリファイングラウンドからファイナルへの出場者は6名。実際のファイナリストは、ヤゴ・ドラ、グリフィン・コラピント、ジャック・フリーストーン、カラニ・デイヴィッド、マット・メオラ、イーサン・オズボーン。
波のコンディションが悪化したファイナルはチャンスを増やすために1時間ヒートとなり、CTサーファーのヤゴとグリフィンがトップ争いを演じ、最終的にヤゴが優勝となりました。
ヤゴの優勝コメントは以下の通り。
1時間ヒートは長すぎてヘトヘトだね。ヒートスタート時にインサイドで2本のグッドウェイブに乗れてラッキーだった。
でも、グリフィンが逆転に必要なのはロースコアだったから、バックアップスコアを伸ばしたかったのに無理だったんだけど。
エアーは今後のサーフィンを象徴するマニューバだから、優勝できてハッピーだしエキサイトしてるよ。
これからスタートとなるCTイベントに向け、ヤゴにとっては良い弾みとなったのではないでしょうか。
CTイベントでもヤゴの爆発力あふれるエアリアルが楽しみですね。
イベント結果
ハイライト動画
まとめ
正直言ってもう少しコンディションの良い時に開催となって欲しかった今回のエアショー。もっと波にパワーとランプがあれば、よりエキサイティングな展開となったはずですし。
コンディションが良いタイミングはメンズCTを行うのが通例となっているのでしょうがないのですが、それでも十分に楽しめましたね。
今回のレッドブル・エアボーン・フランスは単発イベントでしたが、今後はシリーズイベントになる可能性が高いです。
コメンテーターたちも、クラマスやサーフランチでも開催すれば最高だしねとコメントしていましたし、そのような方向性でスタートしましたので。
何はともあれ、まだまだスタートしたばかり。今後のWSLによるエアショーに期待したいところです。
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公式サイト「Red Bull Airborne」