Photo: WSL / DAMIEN POULLENOT

ポルトガルイベントを終え、残すはオアフ島ノースショアを舞台としたパイプマスターズのみとなったメンズのワールドツアー。

ポルトガルでガブリエル・メディナがワールドタイトル確定とならなかったので、タイトルレースはハワイへと持ち越しとなっています。

今回の記事は、2018年メンズCT(チャンピオンシップツアー)におけるタイトルレースのシナリオをお届けします。


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ポイント的にはポルトガルでガブリエルがリードを広げ、フィリペ・トレドとジュリアン・ウィルソンのポイントが同じとなりました。

 

ガブリエルが圧倒的に優位に立ったのは一目瞭然ですね。ここからは、WSL(ワールドサーフリーグ)が発表したタイトルレースのシナリオを紹介します。

・ガブリエルが2位以上となれば自力でのワールドタイトル確定

・ガブリエルが3位の場合、ジュリアンとフィリペがワールドタイトルを決めるには優勝

・ガブリエルが5位以下の場合、ジュリアンとフィリペがワールドタイトルを決めるには2位以上

現状として、ジュリアンとフィリペが自力でワールドタイトルを獲得する事は不可能(ガブリエルの結果に左右されるという意味)。

しかも、ガブリエルが5位以下になったとしても、ジュリアンとフィリペは最低でもファイナル進出を果たさなければならないという厳しい状況です。

では、ここからはタイトルレースに残った3名のパイプマスターズでの過去の戦歴をチェック(フィリペがツアー入りした2013年から)。

ガブリエル・メディナ
2017年:5位
2016年:13位
2015年:2位
2014年:2位
2013年:13位

ジュリアン・ウィルソン
2017年:5位
2016年:13位
2015年:13位
2014年:1位
2013年:5位

フィリペ・トレド
2017年:25位
2016年:9位
2015年:13位
2014年:5位
2013年:25位

勝負は水物なので断定はできませんが、統計を見る限りではポイント同様にガブリエルが優位な状況であることには変わりません。

果たして、どのような結末を迎える事になるのか、今年のパイプマスターズも注目ですね。

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参照記事:「Scenarios: 2018 Men's World Title

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