Photo: WSL / TOM BENNETT

つい先日、ウイメンズのQS6,000イベント「Port Stephens Toyota Pro」が、ニッキ・ヴァン・ダイクの優勝で幕を閉じました。

同イベントをもち、ウイメンズの2018年シーズンのQSイベントは終了。

今回の記事は、ウイメンズのQSランキングが確定したので、クオリファイなどに関するニュースをお届けします。


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2018年ウイメンズQSランキングのトップ10は以下の通り。

ウイメンズのQSランキングからワールドツアーであるCT入りするのは、基本的なルールとしてはトップ6のみ。

CTサーファーの中で、来季CT残留資格であるCTランクでトップ10入りを決め、さらにQSランクでトップ6入りでダブルクオリファイのサーファーがいる場合、その人数に応じてQSランク7位以下のサーファーが繰り上げでCT入りの資格を得ることになります。

そこで、最終戦を前にしたCTランキングのトップ15をチェックすると以下の通り。

現時点においてダブルクオリファイ確定なのはキャロリン・マークスで、ボーダーラインにいるのがココ・ホー(9位)、ニッキ・ヴァン・ダイク(10位)、マリア・マニュエル(12位)の3名。

この中で、例えばマリアがCT最終戦で好成績を残せばココかニッキがトップ10から脱落するので、おそらくダブルクオリファイはキャロリンを含めて3名かなと予想します。

ダブルクオリファイが3名と仮定すると、QSランキングのトップ9までが来季CTの座を獲得するのではないでしょうか。

さて、来シーズンのワールドツアーと言えば、最終的なCTランクによって2020年東京五輪の出場資格も得られるという特典付き。

その来季ツアーに新たにワールドツアー参戦することが決まったのは、メイシー・キャラハンとブリッサ・ヘネシーのツアールーキー二名。

メイシーは今季CTイベントの大半にリプレイスメント出場していたので、すでにCT経験十分なツアールーキーですね。

ブリッサもこれまでにCTイベント出場経験はありますが、出場したイベント数は少ないのでツアールーキーという言葉がしっくりきます。

ちなみにブリッサはハワイからコスタリカへと国籍表記を変更していて、コスタリカから初のCT入りということになります。コスタリカ代表ならば、CTランクからオリンピック出場権を得る可能性がかなり高くなることでしょう。

例年であれば、ツアールーキーが一人ということが珍しくなかったので、2人のルーキーによるルーキー・オブ・ザ・イヤー争いなど楽しくなりそうです。

リップカールによるブリッサ・ヘネシーのCT入り祝福動画

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