2×ワールドチャンピオンのジョンジョン・フローレンス「John John Florence」(26歳)。
プロサーファーとして最も稼いでいると言われるジョンジョンですが、スポンサーの一つであるエナジードリンクブランド「モンスターエナジー」を訴えているというニュースが。
今回の記事は、ジョンジョン・フローレンスとモンスターエナジーの間で起きた問題に関するニュースをお届けします。
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2017年1月に3年間に渡る年間50万ドル契約を結んだと言うジョンジョンとモンスターエナジー。
契約の内訳は、ブランドをプロモーションするいわゆる広告塔としての契約料が35万ドル、残り15万ドルは動画制作などメディアプロダクション用とのこと。
この契約により、モンスターエナジーにとってジョンジョンは自社ライダーなので、ウェブサイトやSNSなどにてジョンジョンの写真などを使用していました。
しかし、契約料は一切支払われることがなかったので、ジョンジョン側としては訴えるという展開になったそうです。
訴えられたモンスターエナジー側としては、「契約交渉時の重要な事実を秘匿している」と反論し、状況は泥沼化の一途を辿るように思われ、サイト内のアスリートリストからジョンジョンをすでに消去しています。
サーファーにとって、契約ブランドのステッカーをサーフボードに貼り宣伝することは一般的で、これまでジョンジョンもモンスターエナジーのステッカーを貼っていました。
となると、気になるのは2017年1月以降のジョンジョンの写真。ステッカーを貼ったボードの写真は宣伝となってしまうので、2017年のパイプマスターズでのジョンジョンの写真をWSLサイトで確認しました。
ジョンジョンの場合、メインスポンサーのハーレーのステッカーが一番目立つノーズ寄り、その次はサーフボードブランド名があり、ボードブランド名の真下にモンスターエナジーのステッカーが貼られていることが大半でした。
しかし、上記写真を見るとモンスターエナジーのステッカーはないので、おそらく写真に加工して消したのでしょう。
このような流れを見る限り、完全に対立することになったと思われるジョンジョンとモンスターエナジー。果たして、どのような結末を迎えることになるのでしょうか。
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参照記事:「Pro surfer sues Monster energy drinks over unpaid sponsor fees」