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Photo: WSL / DAMIEN POULLENOT

2015年にローンチした11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(48歳)によるアパレルブランド「Outerknown(アウターノウン)」。

サーフブランドと言うよりも、環境面に配慮したアパレルブランドといったイメージが強いですね。

そのため、これまではビッグネームのプロサーファーのスポンサーになったという話題は流れていなかったのですが、ついにビッグネームを迎え入れることに。

今回の記事は、セイジ・エリクソンがアウターノウンとスポンサー契約を交わしたニュースについてお届けします。


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これまでは、ルーカ(RVCA)がメインスポンサーであったセイジ。ウイメンズのトップサーファーでルーカがスポンサーというのはレアな事でした。

ただ、つい先日サーフランチで開催されたWSLカウントダウンのアメリカイベントでは、すでにルーカのステッカーが無かったので、あれっと思った方も多かったことでしょう。

結局のところ、アウターノウンへの移籍という訳だったようです。セイジによるコメントは以下となります。

アウターノウンの一員になることをアナウンスできてエキサイトしてるわ。

ケリー・スレーターが共同創業者のアウターノウンは、サステイナブルなアパレルブランドで、我々人間と地球に対して最大限の配慮をしているの。

現在の気候変動問題を考えれば、サステイナブルな未来を創ることこそ私たちが優先すべき事柄であり、突き詰めていけば私たちが消費したり着用する製品に繋がってくるわ。

そこで自分にできることは何で、自分に欠けているものを考え、10年後もしくは生涯をかけて私自身が何をしたいのか考えてみた。

私はポジティブな影響をもたらすブランドの一員でいたいって思いから、アウターノウンのライダーになることを決めたの。

アウターノウンの一員として学ぶべきことも多くあると思うから、みんなにもシェアしていきたいと思ってる。

アウターノウンと言えば、当初は新たなサーフアパレルブランドになるのかと思いきや、少しテイストの異なるブランドとして動き出しました。

そのため、プロサーファーのスポンサーになることはないのかと思っていたので、少し意外にも思えた今回のニュース。

ただ、ライバルズの記事でもお届けした通り、オーストラリアのネイザン・ヘッジのスポンサーではあるので、サーファーとの繋がりが全くなかったわけではありません。

さて、アウターノウンはこれまでにCTイベントのタイトルスポンサーを務めたりと、少しずつサーフシーンへのサポートを見せています。

今後、どれほど深くサーフシーンに参入してくるのか、もしくは方向性を変えてくるのか注目のブランドです。