Photo: ISA / Ben Reed

いよいよ来年に迫ってきた2020年東京五輪。

そこでオリンピック出場者を選考するイベントの開催も目前となっています。

今回の記事は、アメリカ大陸からのオリンピック出場者を決める2019年パンアメリカンゲームの出場者が発表されたのでお届けします。


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オリンピック出場選考イベントとしては一番最初の開催となるパンアメリカンゲーム(PAN AMERICAN GAMES)。

同イベント対象者はアメリカ大陸の国なので、北から南アメリカまでの国の中から出場資格を得たサーファーによるイベントとなります。

イベント開催時期は2019年7月26日~8月11日で、開催地は南アメリカのリマ(ペルー)となっています。

出場サーファーは男女共に16名ずつで、参加者リストは以下の通り。

オリンピック出場資格を得るのは男女共に優勝者の1名のみ。ただし、同イベントはオリンピック選考イベントの中で最も階層レベルが低いので、特にアメリカとブラジルの選手が同イベントで優勝しても東京五輪への出場権を得られない可能性が高いです。

なぜなら、より階層の高いCTサーファーの中からCTランクで各国出場者数マックスとなる2名が決まった場合、CTサーファーが優先されるためです。

注目のサーファーは、メンズでは2018年ISAワールドサーフィンゲームで優勝したサンティアゴ・ムニツ、ウイメンズは過去にISAワールドサーフィンゲームで2度優勝しているティア・ブランコ。

元CTサーファーのアレホ・ムニツを兄に持つサンティアゴは、ブラジル代表としてWSLイベントに出場する兄とは違いアルゼンチン代表として参加。

ティアはかつてはアメリカ代表でしたが、二重国籍なのでプエルトリコ代表に変更しての参加。

つまり、サンティアゴとティアはCTサーファーの中には同国のライバルがいないので、優勝さえすればオリンピック出場権を得る可能性が非常に高いと言えます。

さて、ついに加速し始めたオリンピック出場権争い。オリンピックでは初開催となるサーフィンという競技の出場枠レースがいよいよ本格化するということで楽しみですね。

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参照記事:「ISA

東京五輪サーフィン出場権の選考基準

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