昨年10月、デモ施設の稼働映像を公表したオーストラリア初のウェイブプール「サーフ・レイクス(Surf Lakes)」。
そんなサーフ・レイクスにとって初となる商業ウェイブプール建設の計画を発表しました。
今回の記事は、サーフ・レイクスのウェイブプール建設に関するニュースをお届けします。
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オーストラリアQLD(クイーンズランド)州イェプーン近くに建設されたサーフ・レイクスのデモ施設。
デモ施設での初稼働に際しては、元ワールドチャンピオンでありサーフ・レイクスのアンバサダーであるバートン・リンチやマーク”オッキー”オクルーポを現地入りしていました。
ただし、フルパワーでのテスト稼働前に造波装置が故障してしまい、最大の売りであるチョープーのようなスラブは未だ公開されていないのですが。
そのサーフ・レイクスがついに第一弾となる商業施設のウェイブプール建設計画を発表しました。
ゴールドコーストで最適な場所探しを行っていて、ゴールドコースト住民や観光客にとってアクセスの良い場所をようやく選びだしました。
市議会やクイーンズランド州政府からも多大なバックアップを受け、ゴールドコーストにウェイブプール建設を行うことになったと報告できる運びとなり大変嬉しく思います。
弊社ウェイブプールはサーフィンを楽しんでもらうだけでなく、雇用や観光を促進し、ローカル経済においても大きな起爆剤となるでしょう。
今後のスケジュールとしては、2019年後半から2020年初旬に建設を着工し、2020年後半のオープンを目指しています。
正確な建設予定地については、サーファートゥデイ誌によるとサーフ・レイクスのホームタウンであるロビーナ周辺ということで、バーレーヘッズ近くのようです。
さて、ウェイブプール最大の利点は海のない内陸でもサーフィン可能になるという点。
その利点を生かし、これまでのモダンウェイブプールは海から離れた場所に建設されました。
しかし、サーファー視点で考えれば海の近くの方が利便性が高く、ゴールドコーストにサーフトリップしたついでにウェイブプールにも行けるのならば利用しやすいのでありがたいですよね。
現状において、ウェイブガーデン社の造波装置を使ったウェイブプール「アーバンサーフ」が、メルボルン、シドニー、パースに誕生予定で、そしてゴールドコーストにはサーフ・レイクス。
さらには、グレッグ・ウェバーによるベールに包まれたウェイブプールと、オーストラリアにおけるウェイブプール競争がますます激化する様相を呈しています。
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公式サイト「Surf Lakes」