ポルトガルのエリセイラで開催されていたQS10,000イベント「EDP Billabong Pro Ericeira」が終了。
今年は6戦あるQS10,000イベントの内、ついに第4戦目が終了と言うことでCTクオリファイレースは佳境へと突入してきました。
残すところ、QS10,000イベントはハワイでのトリプルクラウン2戦のみとなってきましたので。
今回の記事は、ポルトガルQS10,000イベントの結果、最新QSランキング、レジェンドサーファーによるヘリテージヒートなどといったニュースや動画をお届けします。
スポンサーリンク
今イベントでファイナリストになったのは、サミュエル・プポと元CTサーファーのスチュアート・ケネディ。
昔から注目されていたサミュエル(元CTサーファーのミゲル・プポの弟)ですが、ついにここまで台頭してきたなといった感じですね。
ファイナルでは8ポイント台を2本揃えて、スチュアートを相手に圧勝と言う形で優勝を決めてしまいました。
優勝したサミュエルのコメントは以下の通り。
最高な一週間だったね。あらゆるコンディションを経験できたし、QSイベントで初優勝できて嬉しいよ。
僕を支えてくれる兄貴や仲間と一緒にいられてハッピーさ。ファイナルのスチュアートは素晴らしいサーファーで、残り3分からでもひっくり返される可能性があるからヒヤヒヤだったよ。
正直、クオリファイについては考えたくもないんだ。ハワイ入りする前までにやるべき事がいっぱいあるから。
とにかく今はホームに戻り、家族に会ったり休養を取ってから再始動。あんまりストレスを感じずに楽しんでいるのが、上手くいった鍵なんだろうね。
さて、今イベント結果を受けての最新QSランクは以下の通り。
優勝したサミュエルは30位ランクアップでQSランク9位、準優勝のスチュアートは35位ランクアップの15位と、QS10,000イベントの上位入賞は大きいですね。
サミュエルの兄のミゲルは現QSランク4位なので、兄弟揃ってのクオリファイとなれば話題となりそうです。
さて、今後はトリプルクラウンの結果次第となり、トップCTサーファーが多数出場するトリプルクラウンなので、QSサーファーの上位入賞は難しいのですが、どのようなドラマが生まれるのか目が離せません。
*イベント最終日ハイライト
今回のイベントではセミファイナルとファイナルの間に、CTイベント時ではお馴染みとなっているレジェンドサーファー同士が対決するヘリテージヒートが開催。
出場したのは、タジ・バロウとポルトガルを代表するCTサーファーであったティアゴ・ピレス。
結果としては、やはりタジが強かった。おそらくタジならば、今のCTイベントに出場しても十分に通用するレベルどころか、トップレベルかもしれませんし。
ツアーを引退しても変わらぬスタイルで、今なお魅了されてしまいます。
*ヘリテージヒート
-----
公式サイト「EDP Billabong Pro Ericeira」