神出鬼没と言えるAWM(アメリカン・ウェイブ・マシン)社による造波装置「PerferctSwell(パーフェクトスウェル)」。
通常のウェイブプールであればプロモーションを何度も重ね、完成の何年も前からアピールし続けます。
一方、パーフェクトスウェルを使用したウェイブプールはBSRサーフリゾートなんかが該当するのですが、プロモーションは少なくいきなり完成といったイメージではなかったでしょうか!?
今回の記事は、米国ニュージャージー州にパーフェクトスウェル搭載のウェイブプールが完成したニュースをお届けします。
スポンサーリンク
今回完成したウェイブプールがあるのは、ショッピングモールやアクティビティ施設などを抱える複合施設「American Dream(アメリカンドリーム)」。
場所は以下となります。
このアメリカンドリーム内に建設されたのが、AWM社による造波装置を搭載したウェイブプール。
BSRサーフリゾートに続き、世界で2つ目のパーフェクトスウェル搭載ウェイブプールです。ですが、BSRサーフリゾートと全く同じというわけではありません。
現在のいわゆるモダンウェイブプールはいずれも屋外施設であるにもかかわらず、アメリカンドリームのウェイブプールは屋内施設と言う点が大きな違い。
屋内施設ということは、年中ボードショーツのみでサーフィン可能になる点が大きな強みと言えるのではないでしょうか。
つい先日オープンしたウェイブガーデン社のザ・コーヴ搭載のウェイブプール「ザ・ウェイブ」も、年中オープンと発表しています。
しかし、場所はイギリスのブリストルで、最も気温が落ちる1~2月の平均気温は最高が8度、最低が3度とかなりの寒空のもとでのサーフィンとなるので、アメリカンドリームの屋内施設は魅力的と言えます。
一方、屋内施設という事で、当然ながら屋外よりも施設面積は狭くなり、ウェイブプール自体はBSRサーフリゾートのスモールバージョンという弱点もあり、ライディング距離は自然と短くなります。
ただし、初公開となったテストライド動画を見る限り、ファンウェイブであることには変わりない様子が下記動画から分かります。
屋外施設と屋内施設でメリットデメリットはあるものの、とても魅力的なウェイブプールと言えるのではないでしょうか。
さて、アメリカンドリームは2019年10月終わりにオープンしたのですが、ウェイブプールのあるウォーターパークに関しては公式サイトにて「Opening Soon」と記載され、まだオープンしていないようです。
そのため、ウェイブプールの利用料金などは現時点においては公表されていないので、発表され次第、当サイトにて再び情報をお届けしていきます。
-----
公式サイト「American Dream」