実績を上げない限り、なかなか世界的に注目されることは少ないブラジリアンサーファー。
近年で言えば、ワールドツアー入りする前から多大な注目を集めていたのはヤゴ・ドラくらいではないでしょうか。
そんな中、オアフ島ノースショアでのチャージで注目を集める若手ブラジリアンサーファーがいます。
今回の動画は、ブラジル出身のジョアン・チアンカ「Joao Chianca」(19歳)をフィーチャーした映像をお届けします。
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チアンカという名字を見て気付いた方もいるかもしれませんが、ビッグウェイブサーファーとして有名なチャンボこと、ルーカス・チアンカの弟です。
弟のジョアンのニックネームは、兄のチャンボとは異なり、「チャンビーニョ」だそうです(笑)。
ジョアンが注目を集める事になったのは、12月11日のパイプマスターズ終了後のフリーセッションでのこと。
12月11日と言えば、翌日の12日はジョーズイベントが開催となるほどビッグスウェルがハワイへとヒットし、11日の夕方には十分にスウェルが入っていました。
夕日が金色に煌めくオフザウォールに入り、ダブルアップする波をキャッチしたジョアン。乗っていたボードは6'1"という短いボードでバレルに入り、見事にメイクすることに。
するとビーチでは「あのサーファーは誰だ?」となったそうです。
WOTW(Wave of The Winter)では19歳以下の若手のみを対象にした部門もあり、サーフラインはすでにジョアンを同部門のコンテンダーと紹介するほど。
ちなみに、ジョアンは今年のQSイベントには精力的に参加し、トリプルクラウン第2戦のワールドカップでは9位という成績を残し、2019年のQSランクは49位でフィニッシュしています。
ハワイでの強さを見る限り、期待のニューカマーと言える存在のジョアン・チアンカ。今後の活躍に注目です。
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