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2020年5月9日(土曜)、北カリフォルニアのサンクルズにてシャークアタックが発生。

データとして報告されているシャークアタックの大半は致命傷に至らないのですが、残念ながら今回の被害サーファーは命を落とすことに。

今回の記事は、週末のサンタクルズで発生したシャークアタックに関するニュースをお届けします。


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事故が発生したのはマンレサ・ステート・ビーチ(Manresa State Beach)で、地図上では以下の場所となります。

事故発生日時は5月9日午後1時半頃のことで、被害者となったのはサンタクルズのサーファーでありシェイパーのベン・ケリー「Ben Kelly」(26歳)。

シャークアタックによって脚に重傷を負ったベンは、現場となったビーチにて息を引き取ったと言います。

現時点においてサメの種類は特定されていないものの、現場付近ではホホジロザメの活動が活発であり、ホホジロザメと遭遇することも珍しくないエリアとのこと。

亡くなったベンは「Ben Kelly Surfboards」というサーフボードブランドをサンタクルズで立ち上げ、自身で運営していたそうです。

「お客様が夢に思い描くサーフボードを、僕がシェイプしましょう」というセリフをモットーにシェイピングしていたと言うベン。

ベンの顧客であったマット・アルマスによると「ベンはビジネスにおける収益の一部をアフリカに寄付していたんだ。だから、僕らは最高なボードを手に入れられると同時に、海外への寄付に貢献できてたんだ」と語っています。

社会貢献も行っていたベンの人柄もあり、ベンが運営していたサーフボードブランドのSNSには数多くの追悼コメントが寄せられています。

今回の事故を受け、マンレサ・ステート・ビーチの南北1.6キロの海域は、翌5日間に渡って閉鎖されるそうです。

さて、冒頭でシャークアタックによる死者数は少ないと触れましたが、実例を挙げると2017年に世界で発生したシャークアタックは計118件で、死者数は5名のみです。

上記数字はあくまでも収集できたデータのみに限定され、世界全体では漏れているデータも多々あるとは思います。

ですが、シャークアタックが多いイメージのあるオーストラリアなどはすぐにニュースになるので、データはある程度信頼がおけるものであり、致命傷に至るケースが少ないのもほぼ事実に近いと考えられます。

北カリフォルニアでのシャークアタックでの致命傷は、2004年8月15日のアワビのダイバーのよる事故以来とのこと。

とても残念なニュースであり、亡くなったサーファーのご冥福をお祈りいたします。

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参照記事「Santa Cruz Surfer Loses Life In Shark Incident

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