年間で最もビッグスウェルがヒットしやすい7~8月のピークシーズンに突入したアジアが誇るサーフデスティネーションのインドネシア。
今年はインドネシアトリップが実現できないので悲しくもあるのですが…。
そのインドネシアのバリ島に、ピークシーズン入りしてから初となるビッグスウェルが到来。
今回の動画は、7月2日に撮影されたバリ島ブキット半島に位置するパダンパダンでの映像をお届けします。
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ワールドクラスのレフトハンダーとして知られるバリ島のパダンパダン。
毎年ビッグバレルイベントのリップカールカップが開催される会場でもあり、リップカールカップのウェイティングピリオドはピークシーズンですね。
そんなパダンパダンで撮影された7月2日の様子ですが、当日の波予報は以下となります。
乾季となるこの時期のインドネシアは季節風が東寄りの風となり、ブキット半島西部のサーフスポットは基本的に終日オフショア。
なので風向きはさほど気にする必要はなく、重要となるのはスウェルのサイズ。
上記の波予報では、背景色がグレーになっている箇所の左がサイズ、右がスウェルが入ってくる周期となります。
周期に関しては、例えば最上段の「17s」と言うのは「s」が「second(秒)」の略なので、17秒おきに10.5フィートのスウェルが入ってくることを意味します。
周期の目安としては、10秒未満の場合は風波なので長続きしにくく、10秒以上と周期が長いのはグランドスウェルということで遠くから時間をかけて届くスウェルなのでしっかりとしたスウェルとなります。
インドネシアに届くスウェルは、基本的にローリングフォーティーズと呼ばれる南緯40~50度付近の荒れた海域をアフリカからオーストラリアへと移動する低気圧が起源となるのでグランドスウェルがメイン。
補足が長くなってしまいますが、今シーズンで最もサイズアップしたというパダンパダンの波をチェックして見て下さい。