ハワイのオアフ島ノースショアのワイメアベイを舞台にしたビッグウェイブイベント「Eddie Aikau Big Wave Invitational」。
1978年に他界したライフガードでありビッグウェイブサーファーのエディ・アイカウを称えるイベントで、「Eddie would go(エディなら行くぜ)」のセリフは有名ですね。
そのエディイベントが今シーズンはキャンセルすると発表しました。
今回の記事は、今季のエディイベントがキャンセルとなったニュースをお届けします。
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規定サイズ以上のビッグスウェルが入らない限り、開催に至ることはないエディイベント。そのため、平均して4年おきくらいの間隔でイベント開催となっています。
直近での開催となったのは2015/2016年シーズンのことで、開催日は2016年2月25日。ジョンジョン・フローレンスが優勝したのは記憶に新しいですね。
その後のエディイベントは、長年のタイトルスポンサーであったクイックシルバーがスポンサーを離れ、イベント開催自体ができないシーズンもあります。
しかし、ローカルコミュニティからのサポートを受けて何とかイベントを存続させたものの、これまでのところビッグスウェルが届いてないので開催には至っていません。
そして今シーズンに関してはキャンセルを発表。
2020/2021年シーズンのエディ・アイカウ・ビッグ・ウェイブ・インビテーショナルは、コロナ禍において我々のコミュニティを守りたいので正式にキャンセルとします。
今後もみなさんがエディ・アイカウの人生とレガシーを共に称え続けてくれることを願っています。
残念ではあるものの、現状を考えるとしょうがない決断なのかもしれません。
エディイベントのキャンセルの一方、WSLは11月からハワイで2021年シーズンのスタート予定を発表していて、現時点においてはキャンセルなどの発表はありません。
今回のエディイベントの決断が、ワールドツアーにも何らかの影響を及ぼす可能性は無きにしも非ずではないでしょうか。