先日、イアン・ゴーベイアのサーフトリップ記事で紹介した通り、コロナ禍のブラジリアンにとって大人気となっているサーフデスティネーションのモルディブ。
新たにブラジリアンプロサーファーによるモルディブでのフリーサーフ動画が公開され、そのサーファーとは2019年にQSランク7位となってCT返り咲きとなったミゲル・プポ「Miguel Pupo」(28歳)。
今回の動画は、モルディブでのミゲル・プポによるフリーサーフィン映像をお届けします。
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2011年のミッドイヤーローテーションで初めてCT入りしたミゲル。それから7年に渡りCTサーファーとして活動し、2018年はリプレイスメントとしてCTに参戦するものの、CTランク36位でツアー落ちすることに。
コンテストでは若いサーファーが台頭するブラジリアンサーファーなので、正直言ってコンテストを引退すると個人的には思っていました。
ミゲルの弟のサミュエル・プポの台頭も際立ち、世代交代というイメージもありましたし。
しかし、2019年にはスペイン開催のQS10,000イベントでの優勝もあり、QSランク7位となってワールドツアー返り咲きを決めました。
そんなミゲルですが、今回のモルディブトリップはアレックス・リベイロとデイヴィッド・シルヴァと一緒のサーフトリップだったそうです。
モルディブを選んだ理由は、ブラジリアンサーファーにとって唯一国境をオープンにしている国だからとのこと(波が良くてトロピカルエリアという意味で)。
ブラジルは新型コロナ感染者数が488万人の世界第3位なので、大半の国がブラジルからの入国は拒否もしくは2週間の自己隔離を求めるので、モルディブのように自己隔離も求めず受け入れてくれる国はレアというわけです。
さて、動画の内容はというと、CTイベントでアクション系のレフトが少なくグーフィーフッターであるミゲルのフロントサイドを見ることは少なかったので、新鮮な内容となっています。
ここまでハイパフォーマンスサーフィンを見せるなんて知らなかったので、良い意味で期待を裏切ってくれるライディングでした。
ただし、飛びまくりのサーフィンとあり、10日間のサーフトリップでミゲルは6本のサーフボードを折ったそうですが…。
ミゲル・プポというサーファーのイメージが大きく変わると思うので、是非ともチェックしてもらいたい動画となっています。
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参照記事「Watch: Miguel Pupo's Surfing Now Has A More Radical Undertone」