パドルインのジョーズ、トウインのナザレと、昨シーズンから2イベントのみとなったWSL(ワールドサーフリーグ)によるビッグウェイブイベント。
そのトウインイベントとして昨シーズンに初開催となったナザレイベントが、2020年11月2日からウェイティングピリオドに突入したと発表されました。
今回の記事は、世界最大サイズの波がブレイクするポルトガルのナザレを舞台にしたビッグウェイブイベント「Nazare Tow Surfing Challenge」のイベント情報をお届けします。
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観光大国が多いことから入国制限が緩い西ヨーロッパということで、イベント開催が可能になったと言えるナザレイベント。
ウェイティングピリオドは11月2日~3月31日の設定となっています。
コロナ禍ということでイベントは無観客にするため、ナザレで有名なヘッドランドや砦へのアクセスを閉鎖するとのこと。
先日、過去最大級のビッグセッションが繰り広げられた時も、とんでもない数のギャラリーを集めていたので、イベント時のみ閉鎖というのもあまり意味を成さないと思いますが…。
イベント出場者は18名で、10チーム制の1日限定イベントとなり、各チームは50分ヒートを2回こなすそうです。
出場予定メンバーは以下となります。
Kai Lenny (HAW) / Lucas Chianca (BRA)
Eric Rebiere (FRA) / Rodrigo Koxa (BRA)
Nic Von Rupp (PRT) / Pedro Scooby (PRT)
Andrew Cotton (GBR) / Will Skudin (USA)
João De Macedo (PRT) / Antonio Silva (PRT)
Axier Muniain (EUK) / Francisco Porcella (ITA)
*ウイメンズ
Maya Gabeira (BRA) / Partner TBD
Justine Dupont (FRA) and Driver-only Fred David
Michelle Des Bouillons (BRA) and Driver-only Ian Cosenza
Final Team TBD
基本的にはビッグウェイブサーファー2人がチームを組み、それぞれジェットスキーのドライブとサーフィンを交互に行うことになります。
ただし、ウイメンズのみは危険との判断からなのか、メンズのドライバーと組むことになるそうです。
もう一点、ファイナルチームはまだ決定していないので、発表は今後とのこと。
さて、昨シーズンに優勝したのはトウインビッグウェイブではネクストレベルに到達しているカイ・レニーで圧倒的でした。
ですが、カイが新たなスタンダードを示したということで、目指すべき道筋ははっきりしたので他のビッグウェイブサーファーも追随してくることでしょう。
今イベントではパフォーマンスレベルの底上げが期待できるので、非常に楽しみなイベントではないでしょうか。
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公式サイト「WSL」