サーフグッズに次いで、サーファーにとって欠かせないものといえる車。波チェックで移動の足となることはもちろんのこと、車中泊するならば宿へと早変わり。
今回の動画は、車に関する映像となります。しかし、車自体ではなく、フォーカスしているのは燃料。一般的な車の燃料と言えばガソリンですが、いずれは枯渇する可能性があります。そうなった時に強いのが、バイオガスなのかもしれません。
映像の舞台となっているのは、スウェーデンのゴットランド島。スウェーデン最大の島であり、地図上ではスウェーデン南部に位置するバルト海に浮かぶ島です。主役は、ゴットランド島出身サーファーのダニエル・ヘイルボーン。
ダニエルが乗るのは、15年前からの相棒となっている旧型のボルボ。走行距離は5万マイル(約8万キロ)ほどで、その内の3千マイル(約5千キロ弱)ほどはバイオガスで走行したとのこと。バイオガスの利点は、通常のガソリンと比べ、二酸化炭素排出量が95%近く削減できる点だと言います。
ゴットランド島におけるバイオガスは、地元で廃棄された食料や汚泥が腐敗や発酵することで生まれます。つまり、日常生活から必ず排出されるのを使うので、枯渇の心配は無用ということです。しかも、昔であれば無駄になるだけであったものなので、これ以上ない有用なアップサイクルです。
自然を相手に遊ばせてもらっているサーファー。そのため、バイオガスといった何気ないことで、少しでも地球に優しくなれたら、とてもクールだと思えます。
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