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コロナ禍が収束するどころか、世界的に見ればさらなる感染拡大中にスタートを切ることになった2021年シーズンのワールドツアー。

状況が状況だけに例年とは異なり、無観客試合などと大きく様式を変えての開催となります。

そして今季はトリプルクラウンがオンラインコンテストとして開催されることに。

今回の記事は、デジタル版で開催となるオアフ島ノースショアを舞台にしたシリーズイベント「Vans Triple Crown of Surfing」に関するニュースをお届けします。


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例年であれば、第一戦「ハワイアンプロ」、第二戦「ワールドカップ」、第三戦「パイプマスターズ」の3つのイベントの総合獲得ポイントで勝者が決定するトリプルクラウン。

ですが、今季は開催の実現が厳しいとあり、オンラインイベントへと形を変えて開催することになりました。

イベント参加は登録制となり、12月10日からスタートする公式サイトでの登録は早い者勝ちで125名までの男女サーファーが参加可能。

コンテストの期間は2020年12月21日~2021年1月15日までの4週間で(勝者発表のセレモニーは1月18日)、この期間内のライディングが対象となります。

実際のトリプルクラウン同様、ハレイワ、サンセット、パイプラインの3つのサーフスポットで、2本のベストウェイブの動画を参加者は提出。

各サーフスポットで男女別で勝者を決定し、最終的にトリプルクラウン勝者を決めることになり、賞金総額は20万ドルとなります。

簡単に言ってしまえば、今まではコンテストという時間制限があったものの、今回はフリーサーフィンということで時間制限の枠を取り払ったイベントといった感じです。

さて、新たな形でのトリプルクラウンですが、完全にCTサーファーの参加を見込んでの開催時期ですね。

CT初戦と第2戦の合間ですから。以前にオーストラリアのCTサーファーはWSLがクリスマスもハワイに滞在させると噂話がありましたが、どうやら真実のように思えます。

ツアールーキーのイザベラは「これから3か月間の旅生活」と記しているので、アメリカでのCTイベント中はオーストラリアに帰国しないと思われます。

となると、何かイベントがあった方が良いということで、トリプルクラウンが埋め込まれたのかなと推測します。

トリプルクラウンと言えばメンズイベントだったので、ウイメンズサーファーがオアフ島ノースショアでどのようなパフォーマンスを見せるのか注目ですね。

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公式サイト「Vans Triple Crown of Surfing