現地時間2020年12月17日(ハワイ)、ハワイのオアフ島パイプラインを会場としたCT初戦「Billabong Pipe Masters」が開催。
イベント中断からの再開とあり、残り日数もわずかなので本日はマラソンデイとしてラウンド2~ラウンド4ヒート3までを駆け抜けるように進行しました。
今回の記事は、パイプマスターズのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。
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イベントレポート
ラウンド2ヒート1からスタートとなる本日でしたが、なぜかヒート2からスタートすることに。
その理由は、ワイルドカード出場のミゲル・トゥデラがパイプで先週末の練習中に肋骨を4本折る怪我をしたのでイベント棄権となったためでした。
イベント最初の敗者が決まるラウンド2では、アレックス・リベイロ、アドリアーノ・デ・スーザ、コナー・コフィンが姿を消す結果となっています。
個人的にはCTイベントの本番と感じるのがラウンド3。三方向からスウェルが入っているというトリッキーなコンディションも手伝い波乱が発生。
ヒート1では昨年のCTランク4位のフィリペ・トレドが、レオナルド・フィオラヴァンティに敗れて早期敗退することに。
フィリペを破ったレオは、ラウンド4ではピーターソン・クリサントを破りクオーターファイナル進出を決めています。
先週の僕は、今季ツアーのスポットが手に入れられるのかどうかさえ分からない不安定な状況だったんだよ。
なのに、今ではクオーター進出まで決まって、最高の気分だよね。
今年取り組んできたハードワークが報われたって感じ。でも、まだ終わりじゃなく始まりに過ぎないんだ。
優勝候補となるワールドチャンプやパイプマスターの経験者では、ケリー・スレーター、ジョンジョン・フローレンス、ガブリエル・メディナ、イタロ・フェレイラ、ジェレミー・フローレスは順調にラウンドアップ。
番狂わせの敗退となったのは、グリフィン・コラピント、セス・モニーツ、ジュリアン・ウィルソン、コロヘ・アンディーノ。
本日最も見せたサーファーと言えば、10代の頃にパイプトライアルで優勝した経験を持つツアールーキーのジャック・ロビンソン。
なかなか2本揃えることが難しい本日において、エクセレントレンジを2本揃え、トータルハイエストスコアとなる17.73をマークしています。
このジャックはラウンド4でケリーと対戦となるので、非常に楽しみなヒートとなりますね。
*ハイライト動画
*イベントのフル動画
今後のヒート表
本日の結果
波予報
今後としてはウェイティングピリオドの残りが18~20日までの3日間のみで、19日はサイズダウンということで、開催可能性のある日程は18日と20日。
18日は本日のスウェルがサイズダウンとなるものの、午前は8~10フィート、午後は6~8フィートとサイズはありますが、風が強まる予報になっています。
20日は午前は5~7フィート、午後は6~9フィートへとサイズアップ予報で、風は問題無さそうな予報。
つまり、18日はサイズはあるけど風が…、20日はサイズは小さいけどクリーンコンディションといった究極の選択。
メンズとウイメンズの残りヒート合計は一日フルにイベント開催すれば可能なので、WSLは次の開催をイベント最終日にしようと考えています。
ただ、18日は1日を通して風が強まる予報なので、個人的には18日にメンズのラウンド4残りヒートを風が強まる前に終了。
メンズとウイメンズ共にクオーター以降のヒートは20日に行うことになるかと予想しています。
まとめ
現地時間の12月18日午前7時半にイベントが開催の場合、日本時間は12月19日午前2時半となります。
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公式サイト「Billabong Pipe Masters」