世界的に見てもサメの目撃談やシャークアタックの発生件数が多いオーストラリア。
そんなオーストラリアで再びシャークアタックが発生し、シャークアタックの多くは負傷止まりで済むのですが、今年初となる致死傷に至るケースとなりました。
今回の記事は、オーストラリアのNSW(ニューサウスウェールズ)州で発生したシャークアタックに関するニュースをお届けします。
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事故が発生したのはNSW州ミッドノースコーストに位置するタンカリービーチ。
シャークアタックの被害を受けたのは59歳のサーファーとのこと。
犠牲となったサーファーは3名の仲間と共にサーフィンを楽しんでいて、5月18日(火曜)午前11時20分頃にサメに大腿部上部を噛まれて命を落としたと言います。
サメの種類はホホジロザメで体長は4.5メートルほど。非常に大型のサメということで、犠牲者は被害に遭う前にサメの存在に気付き、仲間に注意喚起していたそうです。
さて、NSW州では5年ほど前から本格的に行政がまとまった予算を立て、シャークアタック予防策に取り組んでいます。
具体的にはドローンを使ってサメが岸近くまで接近していたら、ローカルのライフセービングクラブに連絡したりなどと手を打っています。
それでもなかなかシャークアタックが減少しない現状を見ると、自然相手なので一律な対策では無理があるとも言えます。
最後に、下記動画の1:43~からローカルの高齢女性がインタビューに答えているシーンが衝撃的で「私はここでサーフしたことはないわ。だって、あまりにもサメが多すぎるから」と話しています。
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参照記事「Sydney surfer warned friends of ‘4.5m great white shark’ before fatal attack off Tuncurry Beach」