コロナ禍により1年の延長を経たものの、開催まで1か月を切った東京五輪。
サーファーとして注目なのはサーフィンがオリンピック競技としてデビューする点であり、イベント進行のスケジュールが発表されています。
東京五輪の公式サイトとメディアスポンサーの日程に相違点があったりとちぐはぐではあるのですが…。
今回の記事は、東京五輪のイベント進行や相違点のあるスケジュールなどに関するニュースをお届けします。
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東京五輪におけるサーフィンの進行について
男女ともに20名ずつの出場となるサーフィン。
コンテストサーフィン最高峰となるサーフィン界のワールドツアー、CT(チャンピオンシップツアー)はラウンド1が3人ヒートでスタートすることから、出場サーファー数は3の倍数。
オリンピックは20名出場と3の倍数ではないので、CTとは異なる進行になることが分かりますね。
どのような進行になるのかは以下の通り。
↓
ラウンド2(初日)
↓
ラウンド3(2日目)
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クオーターファイナル(3日目)
↓
セミファイナル(3日目)
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3位決定戦(最終日)
↓
ファイナル(最終日)
どのラウンドが何人ヒートといった情報に関しては明かされていないのですが、基本的にはISA(国際サーフィン連盟)イベントの進行に似た形になると思います。
東京五輪のスケジュールについて
オリンピック自体のスケジュールは2021年7月23日~8月8日までの17日間。
この期間内において、サーフィンのスケジュールは東京五輪公式サイトと東京五輪の放映権を持つ米NBCとで1日のズレがあり以下の通り。
東京五輪公式サイト:7月25日~8月1日
米NBC:7月24日~7月31日
日付はズレているものの、いずれも8日間の日程設定となっていて、この期間内において波が良い4日間で開催予定となっています。
ただし、上記日程は日本では強い高気圧が張り出してスウェルが入りにくい時期なので、タイミングが悪ければ4日間もコンテスト開催可能なコンディションに恵まれない可能性も十分にあります。
その点を考慮し、以前にISAのフェルナンド・アギーレ会長が「チケット販売の兼ね合いからスケジュールを示したけれど、オリンピック期間全体が実際にはウェイティングピリオド」と答えていました…。
まとめ
オリンピックということで生放送などもあるので、スケジュールはフィックスのはずにもかかわらず、三者三様な不思議な状況となっています…。
何はともあれ、コロナ禍という特殊な状況なので、来日したオリンピアンが陽性反応でオリンピック棄権とならないことを願うばかりです。