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サーフィンコンテスト最高峰のワールドツアーに当たるのが、WSL(ワールドサーフリーグ)が運営するCT(チャンピオンシップツアー)。

このCT入りするための条件が、2019年シーズンまではQS(クオリファイングシリーズ)ランキングとなっていたのですが、2020年シーズンから変わりました(2020年はWSLイベントがほぼキャンセルとなりましたが)。

CTが1次リーグとすればQSが2次リーグだったのに対し、新たな枠組みとしては2次リーグがCS(チャレンジャーシリーズ)となりQSは3次リーグとなりました。

そして今季2021年シーズンのCSスケジュールが発表されることに。

今回の記事は、2021年シーズンCSイベントスケジュールに関するニュースをお届けします。


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今季開催予定のCSイベントについて

2019年まではCTとQSを同時進行していたのですが、今季はCTとCSの開催時期を重複させないスケジュールとなっています。

大枠については下記リンク先からチェックして見て下さい。

今回の発表によると、2021年シーズンに開催予定となっているCSイベントは4戦となり以下の通り。

US Open of Surfing
会場:ハンティントンビーチ(カリフォルニア)
イベント期間:2021年9月20~26日

MEO Pro Ericeira
会場:エリセイラ(ポルトガル)
イベント期間:2021年10月2~10日

Quiksilver/ROXY Pro France
会場:ランド県(フランス)
イベント期間:2021年10月16~24日

Haleiwa Challenger
会場:ハレイワ(オアフ島)
イベント期間:2021年11月25~12月7日

CS出場資格について

CSイベントには出場条件が課せられていて、出場資格を得られる総数はメンズが96名、ウイメンズが64名。

上記人数の内訳として以下となります。

*CTサーファー:メンズ34名、ウイメンズ17名

*WSLリージョン:メンズ58名、ウイメンズ44名

*ワールドジュニアのワイルドカード:メンズ2名、ウイメンズ2名

*ワイルドカード:メンズ2名、ウイメンズ2名

CTでメンズならばトップ22入りして来季残留を決めたCTサーファーが出場しないCSイベントは結構あると予想され、その場合に空いた枠はワイルドカードに充てられるそうです。

これまでにCTサーファーは登録しているリージョン開催で最もグレードの高いQSイベント出場義務などといったルールがあったので、今季もその点については触れられていませんが、何らかの出場義務はあるかと思います。

CSイベントは2次リーグという事で、3次リーグとなるQSイベントのランキングを基にWSLリージョンのサーファーは決められます。

前年のツアーキャンセルと特殊な状況となっている今季は、2020年QSイベントのベストリザルト×1と2021年の上位リザルト×4の計5イベントの結果の中からベスト3の合計でCSイベント出場者を決めるそうです。

なのですが、リージョンで言えば「Africa」、「Asia」、「Hawaii/Tahiti Nui」に関しては今季はQSイベントが開催されていないので、2020年のパンデミック前までのQSイベント結果が採用されることでしょう。

ちなみに、リージョンからはメンズ58名、ウイメンズ44名の選出となり、7つのリージョンがあることからメンズが約8名、ウイメンズが6名ずつくらいの選出になると見られます。

最後に、QSイベントが開催されていないことからすでにCS出場者が確定と見られる「Africa」、「Asia」、「Hawaii/Tahiti Nui」のトップ10の顔ぶれは以下となっています。

Africa

メンズ

ウイメンズ

Asia

メンズ

ウイメンズ

Hawaii/Tahiti Nui

メンズ

ウイメンズ

まとめ

例年であれば、7月終わりから8月にお祭り騒ぎとなるUSオープンが9月後半に移動などとなった今回のニュース。

ハワイイベントがハレイワのみで、サンセット開催のイベントが無いのは少し寂しいと言えますね。

とは言え、新たな枠組みがどのように機能するのかといった楽しみな点もあるので盛り上がることを期待したいところです。

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