via Surfline

7月25日~8月1日にウェイティングピリオドが設定されている東京五輪のサーフィン競技。

会場となる志田下の同時期の波は、過去の波情報の統計を見ても厳しく、小波での開催になる可能性が高いとWSLの公式波予報サイト「サーフライン」などが発表していました。

なのですが、サーフラインによるとまだ未確定要素があるものの、イベント期間にサイズアップする可能性が高くなったと発表。

今回の記事は、サーフラインによるオリンピック期間の志田下の波予報などといったニュースをお届けします。


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オリンピック期間の会場となる千葉県は、梅雨明けの時期という事で勢力の強い高気圧が張り出し低気圧が接近しづらいことから、ある程度のサイズのスウェルを期待できない時期。

実際にサーフラインなんかは過去の統計を引っ張り出してみても波が小さいことがほとんどで、小波(small surf)よりもさらに小さいと言う意味となる「tiny surf(超小波)」開催になる可能性が高いと発表していました。

なのでしたが、奇跡的にオリンピック期間に台風になると見られる低気圧が東日本へと接近する予報となることに。

まだ25日までは期間もあり、特に低気圧の動きは変わりやすいので現時点における波予報の精度は高くないものの、サーフラインが発表した予報は以下となります。

イベント期間初日となる25日午前は、台風の通過に伴い風はオフショアとなり、波がサイズアップして炸裂する可能性がある。

イベント期間の数日は頭サイズの東寄りのスウェルが入るものの、風向きについては不明。

サーフラインの予報と併せてMSWの予報もチェックして見ると、7月25日は明け方に掛けてスウェルがピークに達し、一日を通してサイズダウンの予報となっています。

ここからはイベント期間における現時点でのMSWの予報もチェックしていきます。

ちなみに、参考として志田下のストレートオフショアとなる風向きは西南西です。

7月25日
サイズ:午前9~14フィート 午後8~12フィート
風向き:サイドオフ~オフショア

7月26日
サイズ:午前3~5フィート 午後3~5フィート
風向き:オフショア

7月27日
サイズ:午前3~5フィート 午後4~6フィート
風向き:サイドオフ

7月28日
サイズ:午前4~6フィート 午後4~6フィート
風向き:オンショア

7月29日
サイズ:午前5~7フィート 午後5~8フィート
風向き:オンショア

7月30日
サイズ:午前5~8フィート 午後5~7フィート
風向き:オンショア

7月31日
サイズ:午前4~7フィート 午後4~7フィート
風向き:オンショア

8月1日
サイズ:午前4~6フィート 午後4~6フィート
風向き:オンショア

8日間のイベント期間において、最初の3日間を除いて風向きはオンショア予報となっていて、風の強さは微風でなければ強風でもなく、中程度の予報となっています。

イベント初日以外で頭サイズのスウェルが数日とサーフラインが言及していたのは、おそらく7月29~30日辺りのことでしょう。

MSWはコンディションについて五つ星での予想を記していて、初日となる25日は四つ星の好予想。

その後は、一つ星もしくは時間帯によって二つ星といった予想となっています。

台風に関しては進路がコロコロと変化するので何とも言えないのですが、意外にも期待できるコンディションになる可能性を秘めたこと自体は嬉しい誤算ではないでしょうか。

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参照記事「Surfline: Strong Chance Of Pumping Surf At Olympic Venue Shidashita Beach

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