海遊びに最適と言えるほど気温が上昇する夏。
勢力の強い高気圧が張り出すことが理由であり、そのトレードオフとして低気圧が接近しづらくなることから波が期待できない時期とも言えます。
そんな夏であってもサーフィンを楽しんでもらおうと各サーフボードブランドが夏モデルとしてリリースするのが小波モデルとなる「Groveler(グロヴェラー)」。
今回の動画は、ボビー・マルティネス「Bobby Martinez」(39歳)のグロヴェラーモデルとなる「Bobby Quad(ボビークアッド)」の本人テストライド映像をお届けします。
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ボビークアッドをリリースしたのは、ボビーのサーフボードスポンサーであるCI(チャネルアイランズ)。
ボビークアッドの特徴は、スピードに乗って楽しめるレールラインの短いボードで、ルースな乗り味でありながら、パワーの無い小波のポケットでも機敏に反応するパフォーマンス性能を持っているとのこと。
ボビーの当初の依頼としては、ホームであるサンターバーバラの夏の小波であっても最大限に楽しめることを目標にしたショートボード作り。
その大枠の中で指定項目としては、フィンセッティングはクアッド(4フィン)、普段使いのボードの長さが5'8"だから5'2"にするとのこと。
レールラインを短くして、全体の幅を広げてボリュームを持たせることで、フラットセクションをスピードを保ったまま抜けられるようになり、レールゲームに移行しやすくなると言います。
ボビークアッド購入時の長さの推奨は普段よりも3~6インチ短めで、幅は0.5インチほど広げるとのこと。
参考として、ボビー本人が乗るボビークアッドのディメンションは「5’2 x 19 x 2 5/16」だそうです。