ハワイのオアフ島ノースショアのハレイワ、サンセット、パイプラインを会場とした3イベントを総称するトリプルクラウン。
各イベントは2019年シーズンまで、ハレイワとサンセットがQSイベント、パイプラインがCTイベントとして開催されていました。
しかし、コロナ禍となった昨シーズンはデジタルイベント開催となり、今季もまたデジタルイベントとして開催されることが発表されることに。
今回の記事は、今季2021/2022年シーズンのトリプルクラウンに関するニュースをお届けします。
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2019年までは北半球がウインターシーズン入りした11~12月にかけて、オンラインではなくリアルなコンテストとして開催されていたトリプルクラウン。
特にサンセット開催のワールドカップはQS最終戦とあり、CT入りを巡る数々のドラマが生まれていました。
昨シーズンはコロナ禍でオンラインとなり、今季はWSLがフォーマットの大変革に踏み切り、11~12月に3イベントの開催が実現できなくなったことからのデジタルイベントへの移行でしょう。
パイプイベントがCT初戦として1月開催となってしまったためですね。
なのですが、興味深い点としてトリプルクラウンの開催はこれまで同様、イベント主催者のヴァンズがWSLと提携しての開催とのこと。
WSLイベントではなくなるのに提携する理由は、提携を解消したらトリプルクラウンにCTサーファーが参加できなくなる点を考慮してのことでしょう。
WSLはCTサーファーに対して、基本的に他団体のイベント参加を禁止しているためです。
さて、イベント内容について触れると、トリプルクラウン参加サーファーは各会場でのライディング映像2本を提出。
イベント参加登録は11月15日~12月15日で、イベント期間は2021年12月21日~2022年1月21日までの一か月間となります。
今季もジョンジョン・フローレンスとカリッサ・ムーアがトップに立つのか、もしくは新たな逸材が台頭してくることになるのか注目です。