個人発信が可能なSNS時代により、白日の下に晒されることが増えた飛行機移動におけるサーフボード破損問題。
プロサーファーなどの発信により、いかに多くのサーフボードが犠牲になって来たのかが明らかとなっています。
そして新たにサーフボードが真っ二つに折れていたとの悲しいニュースが。
今回の記事は、プロロングボーダーのマヒナ・アカカのロングボードがツーピースに折れたというニュースをお届けします。
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まずはマヒナがSNSで公開した写真と映像をチェックして見て下さい。
サーフボードは真っ二つとなり、さらにはサーフボードバッグからボードが突き破って出ていたりと通常の取り扱いをしていればあり得ない惨状。
スタブ誌のインタビューによると、アメリカン航空を利用して、撮影で訪れたプエルトリコからサンディエゴへ戻るフライトで今回の事故が起こったとのこと。
最も衝撃的な事実として、マヒナによるとボードバッグに入れていたボードの向きが逆側になっていたと言います。
つまり、ボードバッグを開けているんですよね…。
さて、これまでにも数々のプロサーファーがSNSで飛行機移動でのサーフボード破損の被害を訴えていて、漏れなく当該航空会社は炎上しています。
そして炎上したせいもあるのか、通常であればボードバッグを預ける時にボードに何があっても航空会社は責任を取らないという免責事項にサインするのですが、それでも賠償金が支払われたケースもあります。
炎上を早く消化したいなどの意図もあるのかもしれませんが、賠償金を支払うという事は非を認めていることになります。
にもかかわらず、今なお同じ問題が無くならない現状に、サーファーとしてはウンザリしてしまいます…。
もう一点、今回の件で恐ろしいのはボードバッグが開けられていたという事実で、極端な話、違法なものを入れられてしまう恐れもあります。
荷物を扱うスタッフ、そして利用客であるサーファーと両者の身を守ると言う意味でも、荷物の移動経路の導線に防犯カメラの設置くらいできないものでしょうか!?
サーファーとしてはボードに関して免責事項にサインさせられているので、フェアであって欲しいものです。