世界中のワールドクラスのサーフスポットを転戦することから、ドリームツアーとも呼ばれるサーフィンワールドツアーのCT(チャンピオンシップツアー)。
そんなドリームツアーの中で、数年前までは必要ないと言われることが多々あったのがリオデジャネイロ州で開催されていたブラジルイベント。
シンプルに波があまり良くないというか、世界中にありふれたビーチブレイクといった感じだったのですが、そんなイメージを一新させたのがバリーニャ。
今回の動画は、先週撮影されたサクアレマのバリーニャでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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現在は元々QS(クオリファイングシリーズ)のプライムイベント会場であったリオデジャネイロ州サクアレマで開催されているブラジルCTイベント。
それ以前となる2016年まではリオデジャネイロの都市部寄りで開催されていました。
アクセスの便が良い都市部の方がギャラリーが集まって盛り上がりやすいなどのメリットを考慮してのことでしょう。
ただし、どこにでもあるビーチブレイクといった場所が会場であり、ドリームツアーには相応しくないという声も少なくありませんでした。
とは言っても、ブラジリアンサーファーの台頭が著しいので、ブラジルでのCTイベントが消滅など考えられず、どうなるかと思っていたら、水質問題が取り沙汰されることに。
そこでイベント会場をリオデジャネイロ内で移転などした末、2017年以降はサクアレマで落ち着くことになりました。
サクアレマではメイン会場に加え、いくつかのバックアップ会場が設定されていて、その会場の一つが今回の動画の舞台となっているバリーニャ。
そのバリーニャは2018年のCTイベント開催時にスウェルがヒットして炸裂し、CTサーファーたちによるとハワイのオアフ島ノースショアのオフザウォールのようなビッグバレルだったとのこと。
今季のブラジルイベントは残念ながら波に恵まれなかったのですが、来年こそは再びバリーニャが炸裂しての開催を楽しみにしたいところです。