Photo: Wavegarden

世界的な盛り上がりを見せているリアルウェイブに酷使した人工波を発生させるモダンウェイブプール。

今後はサーフ・レイクス社やホワイトウォーター社などの造波装置による商業施設も参入してくる予定です。

ですが、注目を集めるのはリーディングカンパニーであるスペインが本拠地のウェイブガーデン社。

今回の記事は、ウェイブガーデン社によるエアリアルやバレル向きとなる新たな人工波に関するニュースをお届けします。


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ウェイブガーデン社による現時点での最新バージョンとなる造波装置は「ザ・コーヴ」。

ザ・コーヴを搭載した世界のウェイブプールは、アーバンサーフ(オーストラリア)、ウェイブパーク(韓国)、アライアベイ(スイス)、プライア・ダ・グラマ(ブラジル)、ザ・ウェイブ(イギリス)の5つ。

その中で、ザ・ウェイブを除いた4つのウェイブプールにて、ここ数週間ほど新たな人工波のプログラミングに取り組んでいたとか。

エアリアルとバレルに特化した人工波開発ということで、各地でプラグラムに協力したエアリアルを得意とするサーファーは以下の通り。

*ヤゴ・ドラ
*ルーク・スワンソン
*リーフ・ヒーズルウッド
*レオナルド・フィオラヴァンティ
*ヴィクター・ベルナルド

 

Photo: Wavegarden

この研究開発の成果として、新たに4つのエアー向けの波と複数のバレル向けの波のプラグラムが完成したそうです。

さて、現在のコンテストシーンでいわゆるスタンダードなバリエーションのエアリアルと言えるのは、エアリバースとアーリーウープ。

この流れは長年に渡って変化はなく、エアリバースでフルローテーションまで回してコンスタントにメイクできるCTサーファーはごくわずか。

ですが、人工波で反復練習を繰り返せば、近い将来、コンテストでもフルローテーションがスタンダードなバリエーションになることでしょう。

さらには、ナイターを活用すれば日没後も練習が可能ということで、サーフィンの時代が大きく変わってくる真っ只中と言えるでしょう。

ヤゴ・ドラ

レオナルド・フィオラヴァンティ

ルーク・スワンソン

ヴィクター・ベルナルド

リーフ・ヒーズルウッド

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