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Photo: Thiago Diz/World Surf League

ブラジルのサクアレマで開催となっていたCS(チャレンジャーシリーズ)第6戦「Corona Saquarema Pro」。

同イベントを制する事になったのは、メンズはガブリエル・メディナ、ウイメンズはアリッサ・スペンサーと言う結果となりました。

CSも最終戦を前にした今イベントだったので、いよいよ来季CT(チャンピオンシップツアー)クオリファイの様子も見えてくるようになりました。

今回の記事は、コンテスト復帰で優勝を飾ったガブリエル・メディナのインタビュー、今イベント後の最新CSランキングなどといったニュースをお届けします。


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ガブリエル・メディナの優勝インタビュー

同じサクアレマを会場としたCTイベントで負傷してツアー離脱し、今度はサクアレマでのCSイベントでコンテスト復帰を果たしたガブリエル。

CSイベントでの復帰は意外だったものの、見事優勝を果たすところは流石の一言。

ガブリエル本人によるイベント優勝後のインタビューは以下となります。

ファイナルの相手になったラムジは親友で、以前にもファイナルで対戦したことがあるし、サーファーとしても素晴らしいんだ。

一生懸命トレーニングに取り組んでいるし、サーフィンも凄い上手いから、CTクオリファイを決めてくれることを願ってる。

ここ一週間のサクアレマは特にチャレンジングだったからこそ、今イベントで優勝できてストークしてるよ。

100%ヘルシーな状態に戻れてハッピーだし、ここからはハワイへ飛んで本当の仕事に取り組むまで残すところ1か月ってところだね。

ハワイと言えば、WSLスペシャルティイベントであるヴァンズのパイプマスターズに出場予定となっているガブリエル。

パイプマスターズに出場して、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみなところです。

最終戦目前の最新CSランキング

まずは男女ともに最新ランキングから。

メンズ

ウイメンズ

メンズでは今イベントでクオリファイを確定させたサーファーはいなく、現時点でクオリファイが決まっているのはCSランク3位のライアン・カリナンまで。

ウイメンズサイドは、今イベントにてメイシー・キャラハン、モリー・ピクラム、ケイトリン・シマーズの3名がクオリファイを確定。

上記ランキングにてメンズは1万ポイント以上獲得のサーファーリストとなっていて、現在圏外ながらクオリファイのチャンスがあると見られるのは、カウントされるポイントのワーストが低いサーファー。

具体的には、ランク順にエイトン・オズボーン、ジェイコブ・ウィルコックス、ジョアン・ドゥル、アレホ・ムニツ辺りです。

ウイメンズはCSランク7位以下は、クオリファイするならCS最終戦でファイナル進出が必須になるので簡単ではありません。

最も逆転のチャンスがあるのは今回優勝したアリッサで、アリッサとCSランク5位のテレサ・ボンヴァロトの戦いが見所になりそうです。

もう一点、昨シーズンに続き今シーズンもCTクオリファイを決めたケイトリン・シマーズが、昨季と同じくクオリファイ辞退となるのか、CTサーファーになるのか注目が集まります。

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公式サイト「WSL