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1月27日からのCT(チャンピオンシップツアー)イベント初戦を前にして、今季はかなりの数のCTサーファーによるパイプイベントの欠場が発表となることに。

ワールドチャンピオン3名に加え、2名のCTサーファーで計5名がCTサーファーとしての資格を持ちながら、各自事情は異なるものの出場しないことになります。

今回の記事は、WSL(ワールドサーフリーグ)が発表したパイプイベントを直前に控えたCTサーファーのアップデートに関するニュースをお届けします。


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ワールドチャンピオンの2025年シーズンスキップについて

Photo: WSL / Cait Miers

まずはワールドチャンピオンのジョンジョン・フローレンスとステファニー・ギルモアについては、2025年シーズンをスキップすると発表。

ジョンジョンについてはツアー引退の噂も出ていたので、引退よりもソフトな着地に落ち着いたといったところです。

理由としては、サーフトリップや撮影などコンテスト以外の分野に力を入れたいとのことで、2026年にはツアー復帰する予定とのこと。

Photo: WSL / Damien Poullenot

ステフに関しては、古傷の治療およびサーフトリップに専念するためという事で2年連続のツアー離脱となります。

この2人のリプレイスメントについては、まずはメンズから。

メンズは2024年CTランクで1ランク差でクオリファイを逃したサミュエル・プポは2024年CSランクでクオリファイを決めているので、CSランクで1ランク差でツアー入りを逃したメキシコのアラン・クレランド。

メキシコ人として初のCT入りと言う記録の樹立となります。

ウイメンズはCTランクで1ランク差でクオリファイを逃したのはレイキー・ピーターソンですが、レイキーはワイルドカードでのツアー復帰が決定しているので、2ランク差のルアナ・シルヴァとなることに。

怪我によるCTイベント欠場のサーファー

Photo: WSL / Tony Heff

まずはすでにお届けしたガブリエル・メディナに関しては、初戦から3イベントを欠場すると発表。

ガブリエルのとりあえずの3戦のリプレイスメントは、2024年シーズンにCTランク24位と2ランク差でクオリファイを逃したイアン・ジェンティル。

ただし、ガブリエルの復帰時期はまだ確定ではないので、もしかしたら3戦終了後もイアンの出番が続く可能性もあります。

ちなみに、すでに3戦もの欠場が決定という事で、2026年シーズンのワイルドカードをWSLはガブリエルに与えると発表しました。

ガブリエル以外には、クロスビー・コラピントとジョアン・デフェイもパイプイベントは欠場を発表しています。

両者のリプレイスメントは、イーライ・ハンネマンとナディア・エロスタルベとのこと。

イーライはハワイアンとしてランキング最上位であり、ナディアは2024年CSランクで1ランク差でクオリファイを逃したのが理由となっています。

パイプCTイベントのイベントワイルドカード

Photo: WSL / Tony Heff

このタイミングでパイプイベントの一部ワイルドカードも発表され、メンズはケリー・スレーター、ウイメンズはモアナ・ジョーンズ・ウォン。

ちなみに、メンズのパイプイベントはもう1枠あるものの、こちらはまだ発表されていません。

まとめ

かなり大きな動きが見られることになる2025年シーズンの初戦。

特に怪我により欠場のサーファーはミッドシーズンカットもあるので、早い復帰を願いたいところです。

公式サイト「WSL