10年以上に渡りCT(チャンピオンシップツアー)サーファーとして活動していたエースこと、エイドリアン・バッカン「Adrian Buchan」(40歳)。
そんなエースはコロナ禍で敢行された2021年のCTで、残念ながらツアー落ちすることに。
その後はCTイベントにワイルドカード出場して引退イベントにするなど様々な憶測が飛び交っていましたが、主だった動きは見られませんでした。
でしたが、自身のYoutubeチャンネルにて始動することに。
今回の動画は、エイドリアン・バッカンが過去に訪れた思い出深いサーフエリアを再訪した映像をお届けします。
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現役CTサーファー時代は、選手代表を務めたりと品行方正なイメージが強かったエース。
そんなエースだけに、サーフトリップ動画の公開から表舞台での活動再開となるのは意外な感じでした。
エースはオージーと言うことで、思い出の地となっているのは距離的にも近く波も抜群に良いインドネシア。
概要欄に記されたエースによるコメントは以下となります。
25年前に父親に連れられて、インドネシアの僻地にあるジャングルへと夢のようなサーフトリップをしたんだ。
あのトリップで尽きることのないサーフィンへの情熱が生まれ、良い波を渇望するようになった。
あれ以来、当時のピュアなフィーリングを再発見するタイミングを見計らっていたんだ。
そしてレイトシーズンにスウェルが入る予報を確認したから、エアチケットを抑えてソロトリップに出た。
トリップ初日は波が大き過ぎて、6'2で立ち向かった僕はピークから逃げたりと期待とは裏腹の展開を迎えた。
僕以外のサーファーは、8フィートのガンに乗っていたり、インフレータブルベストやヘルメットを装備していたほどだったし。
そんな中でも数少ないながらも、誰にも乗られず無人でブレイクする10~12フィートくらいの波もあったけど。
コテンパにやられて逃げるかのようにバンガローに戻り、思い出の波に乗る夢はまだまだ掴めない感じだった。
でも、翌日になるとスウェルがまとまってきて、穏やかなレイトシーズンの季節風が吹きつける中、リーフに沿ってきれいにブレイクしていた。
その時のシングルセッションの映像が、今回の動画になってるんだ。
動画を見ると分かりますが、エースがジャングルと称したインドネシアのサーフエリアは、今年はCTイベントが開催されたジャワ島のGランド(グラジガン)。
25年前に初めて訪れたと言うことは、15歳でGランドを訪れていたと言うのも凄い話です。