2016年にWSL(ワールドサーフリーグ)が買収したケリー・スレーターのウェイブプール。
その後はすぐに世界中にサーフランチが誕生していくと見られたものの、7年経った今なお、商業施設のウェイブプールとしてオープンしていません。
だったのですが、話は急展開でアブダビでサーフランチのテクノロジーを使ったウェイブプールが今年2023年後半にオープンするとか。
今回の記事は、中東アブダビでオープン予定となっているウェイブプールに関するニュースをお届けします。
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サーフランチに関しては、ケリーの故郷のフロリダ、東京五輪前の日本、ブリスベン五輪を見据えてサンシャインコースト、他にはハワイやカリフォルニアで建設予定の話が出ていました。
にもかかわらず、現時点において実現したものは1つもありません。
サーフランチは波のクオリティは良いのですが、ハイドロフォイルを並走させることから人工波の発生ペースが他の造波装置に劣るという商業ベースにおける弱点がある点が大きいのでしょう。
ということは、商業ベースよりも「世界最大級ウェイブプール」といった称号のようなものを重視できるほどエリアと言う事で、アブダビは最適なパートナーと言えるのかもしれません。
ちなみに、「Surf Abu Dhabi」と言う名のウェイブプールとなるのですが、ウェイブプールがメインではなく、あくまでもUAEのフデーリアット島における巨大プロジェクトの一端とのこと。
活用方法は、一般商業施設としてのオープンはもちろんのこと、ローカルからインターナショナルレベルのサーフイベント開催も視野に入れているそうです。
WSLと繋がっていると言う事で、QSもしくはCSイベントをやってもおかしくないかなと思います。
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