オーストラリアがサーフシーズンとなる南半球のウインターシーズンになると、個人的に最も気になるサーフスポットがビッグスラブのザ・ライト。
西オーストラリア州の沖合に位置するサーフスポットで、普段は全く波が割れることはないものの、ビッグスウェルがヒットした時のみ棚が反応して波がブレイクすることになります。
今回の動画は、これまでにザ・ライトで撮影されてきたクレイジーなライディングをまとめたハイライト映像をお届けします。
スポンサーリンク
タスマニアのシップスターンブラフと比較される事もあるザ・ライト。
ただし、両者の大きな違いはシップスターンがパドルインサーフィンに対し、ザ・ライトはまだトウインサーフィンと言う点。
ただし、ザ・ライトでのスタンドアップサーフィンもいずれパドルインにとって代わると言われています。
現時点においてパドルインでサーフしているのはボディボーダーのみ。
ボディボードはサーフィンと違い、スタンドアップ(立ち上がる)の動作がない分、ギリギリを攻める事が可能になるためです。
そのため、昔はスラブ(slab:底ボレするバレル)スポットと言えばボディボーダーの独擅場でショーターボーダーが踏み入れる領域ではありませんでした。
しかし、技術や道具の進化など複合的な要素によってショートボーダーも参戦するようになり、特に有名なのがオーストラリアのシドニーに位置するケープフィアでのブラボーイズ(マルーブラをホームとするサーファーギャング)の台頭でしょう。
何はともあれ、ザ・ライトでの強烈な映像やシークエンスの数々を動画からチェックして見て下さい。
個人的にはこの波をパドルインで乗るサーファーが出てくるようになるとは信じられませんが。