Photo by Damien Poullenot/World Surf League

12月にパイプラインでの事故で病院搬送されていたCTサーファーのジョアン・チアンカ「Joao Chianca」(23歳)。

昨シーズンはCTランク4位まで駆け上り、さらにはヘビーウォーターに強いサーファーの事故と言う事で非常にショッキングなニュースだったと言えますね。

そんなジョアンが、今季のハワイアンレグを欠場することを発表しました。

今回の記事は、ジョアン・チアンカによるハワイアンレグ欠場、そしてジョアンのリプレイスメントに関するニュースをお届けします。


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すでに1カ月以上前の事故とは言え、ワイプアウトで意識を失ったほどなのでやはりといった印象を受ける今回の欠場発表。

ジョアン本人によるSNS投稿は以下となります。

2024年シーズンのCT開幕戦に出場できないなんて本当にショックだよ。

まだリハビリが必要だから、100%の状態へと回復することに集中してリハビリを継続していきます。

ジョアンはすでにパイプとサンセットの2戦連続での欠場を発表しているので、CT前半5戦終了後のミッドシーズンカットを考えるとかなり不利な状況となります。

おそらく、ジョアンの場合は昨シーズンにトップ5入りと結果を残しているので、自力でミッドシーズンカットをパスできなくても、シーズンワイルドカードを与えられる可能性が極めて高いと思いますが。

ただ、ジョアンのように目をかけてもらえないCTサーファーもいると考えると、ミッドシーズンカットは相当シビアなシステムと言えますね。

さて、ここからはジョアンのハワイアンレグのリプレイスメントについてWSLのプレスリリースは以下の通り。

2023年シーズンにモロッコ人初のCTサーファーとしてデビュー予定でしたが、怪我により1戦も出場できずにミッドシーズンカットに引っ掛かったラムジ・ボウキアム。

ラムジは今年2024年シーズンのWSLリプレイスメントに選出されていたので、ジョアンに変わってパイプとサンセットに出場となります。

ジョアンの欠場は残念ですが、昨年はせっかくのチャンスを何もできずに失ったラムジにチャンスが訪れた事は、おそらく誰もが良かったと思える流れではないでしょうか。

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