2024年3月3日をもって、パリ五輪の最終選考であったISAワールドサーフィンゲームが終了しました。
結果としてはメンズはガブリエル・メディナ、ウイメンズはサリー・フィッツギボンズが優勝。
今イベント結果により、男女24名ずつ出場枠があるパリ五輪の20名ずつが確定となりました。
今回の記事は、現在までにオリンピック出場権を獲得したサーファー、そして男女の残り4名ずつの枠に関するニュースをお届けします。
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まず選考基準については、以下の過去記事からチェックして見て下さい。
現時点において確定となったヒエラルキーは1~4までで、昨日の結果を持ってISAが発表したパリ五輪出場確定サーファーは以下の通り。
1. 2023 CT Ranking
Men
Ethan Ewing (AUS)
Filipe Toledo (BRA)
Griffin Colapinto (USA)
Jack Robinson (AUS)
João Chianca (BRA)
John John Florence (USA)
Jordy Smith (RSA)
Matthew McGillivray (RSA)
Kanoa Igarashi (JPN)
Leonardo Fioravanti (ITA)Women
Brisa Hennessy (CRC)
Carissa Moore (USA)
Caroline Marks (USA)
Johanne Defay (FRA)
Molly Picklum (AUS)
Tatiana Weston-Webb (BRA)
Teresa Bonvalot (POR)
Tyler Wright (AUS)2. 2023 ISA WSG
Men
Alan Cleland Jr (MEX)
Billy Stairmand (NZL)
Kauli Vaast (FRA)
Reo Inaba (JPN)Women
Saffi Vette (NZL)
Sarah Baum (RSA)
Shino Matsuda (JPN)
Vahine Fierro (FRA)3. 2023 Pan American Games
Men
Lucca Mesinas (PER)
Women
Sanoa Olin (CAN)
4. 2024 ISA WSG
Men
Alonso Correa (PER)
Andy Criere (ESP)
Joan Duru (FRA)
Ramzi Boukhiam (MAR)
Rio Waida (INA)
Tim Elter (GER)Women
Anat Lelior (ISR)
Camilla Kemp (GER)
Janire Gonzalez-Extabarri (ESP)
Nadia Erostarbe (ESP)
Siqi Yang (CHN)
Sol Aguirre (PER)
Taina Hinckel (BRA)
Yolanda Sequeira (POR)
残りのヒエラルキーとなる「5」は、メンズが日本、ウイメンズがアメリカ。
「6」は男女ともにブラジルとなっていて、「7」はホスト国枠。
最も興味深いのが特別枠となっている「8」で、発表時は詳細に触れられていませんでしたが、現在のISAサイトでは以下のように記されています。
世界規模でサーフィンを進化させるべく、サーフィン小国で発展を促進するためにチャンスを与える目的の枠
要するにまだまだサーフィンが一般的ではない国のサーファーを出場させて、その国で関心を高めようという意図のようです。
当初、特別枠と聞いた時にはケリー・スレーターに割り当てられる可能性が十分にあるように思えましたが、残念ながら異なる方向に向いたようですね。
何はともあれ、近々発表されるであろう残り枠の確定を楽しみにしたいところです。
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公式サイト「ISA」