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Photo: WSL / LAURENT MASUREL

先日発表されたコロヘ・アンディーノとオニールのスポンサー契約。

ビッグネームよりも実力はありながら過小評価されているライダーを多く抱えているオニールなので意外でしたが、新たにビッグネームを獲得することに。

そのサーファーとは、フランスのジョアン・デフェイ「Johanne Defay」(28歳)。

今回の記事は、ジョアン・デフェイとオニールのスポンサー契約に関するニュースをお届けします。


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決してスポンサー事情に恵まれていたというわけではないジョアンの今回の件は、個人的には非常に嬉しいニュースです。

ジョアンはCT入りする前のジュニア時代は、9年間に渡りロキシーからスポンサードされていました。

しかし、ジョアンが19歳であった2012年にスポンサー契約を打ち切られ、遠征費と言った金銭的な事情からプロサーファーの道を諦めるのか岐路に立たされることに。

そこでプロサーファーとしての道を突き進むことに決め、2013年シーズンのQSランク9位となり、20歳でCTサーファーデビューを果たしました。

ただし、メインスポンサーのいないジョアンにとっての金銭的負担は大きく、そこで手を差し伸べたのが同郷であるレユニオン島出身のジェレミー・フローレス。

そして期待に応えるかのよう、2014年と2015年にCTランク8位でフィニッシュして結果を残し、2016年7月に念願であったメインスポンサー契約が発表となりました。

そのブランドは、海外旅行をする人ならショップを目にしたことがあると思いますが、ロンドンを拠点とするアパレルブランド「Superdry」で、ブランド名の脇には日本語で「極度乾燥しなさい」と記されたインパクトの強いブランドです。

その後のジョアンはと言うと、ツアー入りしてから1度たりともトップ10圏外に落ちたことがないほど快進撃を続け、コンテストシーンにおける女性ヨーロピアンサーファーとしては最も成功しています。

2015年と2018年にはCTランク5位となり、2021年は自己最高位となるCTランク4位をマークしたり東京五輪出場を果たしたり、今なおキャリアを更新していますので。

そんなジョアンが、CTサーファーとなってから7シーズンを終え、ついにメインスポンサーとしてサーフブランドからスポンサードされることに。

そのブランドこそが、コロヘに続いてのCTサーファー獲得となるオニール。

正式にオニールチーム入りすることを報告出来て、本当に感謝の気持ちでいっぱい。

今後が楽しみでしょうがないわ。

ウイメンズはメンズよりも肉体がピークに達するのは早いので、20代後半での今回のニュースは他の女性サーファーにとっても刺激となる事でしょう。

相当時間が掛かったものの、ようやく正当にこれまでの結果が認められた事実を嬉しく思っているのは、ジョアン本人のみならずファンも同様の気持ちではないでしょうか。