WSL(ワールドサーフリーグ)が運営するCT(チャンピオンシップツアー)とCS(チャレンジャーシリーズ)というツアー。
CTはいわゆるコンテスト最高峰となるワールドツアーで、CSはCT入りするためのマイナーリーグといったところ。
ただ、CS出場権を得るには主に大陸分けとなるリージョナルツアー「QS(クオリファイングシリーズ)」で上位に入る必要があるので、CTとCSは共に狭き門となっています。
今回の動画は、WSLが公開した今季2024年シーズンの現時点までにおけるCTとCSでマークされたパーフェクト10映像をお届けします。
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すでにCTは今シーズンのフィニッシュを迎えましたが、CSに関してはポルトガルにブラジルと2イベント(全6イベント)を残している現状。
ですが、メインとなるCTが終わったので、今回のような動画が公開されたのでしょう。
パーフェクト10と言うことで、なかなかスコアリングされることのない得点。
特定のヒートにおいて、これ以上のライディングはないと宣言するに等しいので、上限の余白がなくなるためです。
だからこそ、ターンなどではなかなかコールされることは少なく、バレル勝負のコンディションの方がコールされる可能性が高くなります。
バレルの場合、サーファー本人のスキルのみならず、自然相手のスポーツであるサーフィンらしく波運にも左右される点が面白いですね。
乗って見たら思っていたブレイクと違ったという事は珍しくないので。
さて、そんなパーフェクト10尽くしの中で、個人的に最も印象的なのはスナッパーロックスで開催されたCSイベントでのエリン・ブルックスのバックサイドバレル。
このライディングはバレルのみならず、動画でのリプレイシーンのスローモーションを見ると分かりますがフィニッシュムーブで板を返した後のエアドロップも強烈。
素晴らしいライディングの数々をチェックして見て下さい。