Photo by Laurent Masurel/World Surf League

現地時間2024年10月6日、ポルトガルのエリセイラで開催されていたCS第5戦「EDP Ericeira Pro」が終了。

メンズはサミュエル・プポ、ウイメンズはサリー・フィッツギボンズの優勝で幕を閉じました。

次なるCSイベントが今季最終戦になるということで、来シーズンCTへのクオリファイが大詰めに迫ってきました。

今回の記事は、2024年CS最終戦を直前に控えた現在のCTクオリファイに関するニュースをお届けします。


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まずはウイメンズのランキングから見ていきましょう。

ポルトガルCSイベントを終えた時点での最新CSランキングは以下の通り。

現時点でCTクオリファイが確定となっているのは、サリー・フィッツギボンズ、ベラ・ケンワーシー、イザベラ・ニコルスのCSランク3位まで。

ウイメンズCSはトップ5のみCTクオリファイとなるので、残りスポットは2枠のみ。

ここでイベント数が同じであった昨年のクオリファイラインを参考にして見ましょう。

昨年のCSランク5位は22,725ポイント、CSランク6位は20,610ポイント。

となると、昨年のCSランク5位を上回る22,820ポイントをすでに稼いでいる今季CSランク4位のエリン・ブルックスは、クオリファイの確率が極めて高いです。

そのためボーダーラインにいるのは、21,660ポイントでCSランク5位にいるナディア・エロスタルベ。

クオリファイの可能性がありナディアを追っているのは、6位のヴァヒネ・フィエロと7位のルアナ・シルバ。

この2人が最後にナディアを逆転するには、CS最終戦で最低でもセミファイナル進出が必須。

ただ、この2人が今シーズンにセミファイナル進出以上の成績を残したのは1イベントのみなので、確率論で言えばナディアがクオリファイする可能性が高いでしょう。

続いてはメンズのCSランキング。

メンズで現時点でクオリファイ確定となったのは、サミュエル・プポ、イアン・ゴーベイア、アレホ・ムニツと揃ってCT経験のあるブラジリアン。

メンズのクオリファイはトップ10なので、まだまだ7枠もスポットが空いています。

昨年のランキングを振り返ると、CSランク10位は17,120ポイント、CSランク11位が16,130ポイントなので、最終戦での変動はかなり起こり得ることでしょう。

このボーダーラインを考えると、まだクオリファイには至っていないものの17,275ポイントでCSランク4位のミゲル・プポは、ほぼクオリファイと言えるポジションにいると言えます。

さて、今季CS最終戦は10月12日からイベント期間に入るCS第6戦「Corona Saquarema Pro」。

どのようなドラマが生まれる事になるのか楽しみにしたいところです。

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