Photo: WSL / Ed Sloane

これまでスポット毎に情報が解禁されていっていた来季2025年シーズンのCT(チャンピオンシップツアー)スケジュール。

そして先月には2024年シーズンがWSLファイナルの開催をもって終了したので、ついに来シーズンのスケジュールが発表となりました。

個人的にはかなりポジティブな面がある変更が加えられたと言った印象を受けます。

今回の記事は、WSL(ワールドサーフリーグ)が発表した2025年CTスケジュールのニュースをお届けします。


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まずは発表されたばかりのCTスケジュールが以下の通り。

2024年シーズンはレギュラーシーズンが9イベントにWSLファイナルという事で、トータルで10イベントでした。

そして2025年シーズンは、レギュラーシーズンが2イベント増えた11イベントにWSLファイナルで、計12イベントになります。

追加となった2イベントは、アブダビでオープンしたばかりのサーフアブダビ(ケリー・スレーターのサーフランチの世界初商業施設)とスナッパーロックス(ゴールドコースト)。

Photo: WSL

また、すでにお届けしていますが、2025年はWSLファイナルの会場がクラウドブレイク(フィジー)に移り、これまでのWSLファイナル会場であったローワーズはレギュラーシーズンイベント会場となります。

個人的に好印象だった変更点は、ミッドシーズンカットがこれまで通りのマーギーズプロ終了後と言う点。

2024年で言うと、ミッドシーズンカットはCTイベント5戦目終了後でしたが、2025年はCTイベント数が増えた事から7戦目を終えてからとなります。

つまり、CTサーファーにとっては挽回できるチャンスが増えたので、非常に良い変化だと思います。

特にツアールーキーにとっては慣れる間もなくツアー落ちになるケースも多々あったと思うので。

Photo: WSL/Sloane

一つだけ改善してもらいたい点としては、CTイベントのホールディングピリオド(イベント期間)をもう少し長くした方がと思ってしまいます。

WSLの前身団体のASP時代は男女別開催のイベントでも2週間ほどでしたが、今では男女同時開催でヒート数が圧倒的に増えるのに10日間ほどとタイトなスケジュールとなっています。

そのため、波を外す確率が結構高くなってしまったので、折角ワールドクラスのサーフスポットで開催しながらもったいなく感じてしまっているのが正直なところ。

さて、どんなシステムもベストはなく常に試行錯誤でベターを探っていくということで、来季からの変更点がCTサーファーにとってどのような影響を及ぼすことになるのか楽しみにしたいところです。

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