Photo by Thiago Diz/World Surf League

ブラジルで開催されていたCT(チャンピオンシップツアー)入りを賭けたCS(チャレンジャーシリーズ)イベント最終戦「Corona Saquarema Pro」が終了。

メンズはマルコ・ミニョット、ウイメンズはメイシー・キャラハンの優勝で幕を閉じました。

CS最終戦がフィニッシュしたという事で、メンズはトップ10、ウイメンズはトップ5のCT入りを決めたサーファーが決定となる事に。

今回の記事は、2025年シーズンのCTへとCSランクからクオリファイを決めたサーファーに関するニュースをお届けします。


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CS最終戦という事で、逆転でのクオリファイなどといったドラマが生まれるのが今イベント。

まずはウイメンズのCSランクからチェックして見ます。

ウイメンズはトップ5のみクオリファイと狭き門であり、それだけに実力差が大きく出るので基本的にトップ5入りするのは、ミッドシーズンカットでツアー落ちした元CTサーファーが大半。

なのですが、今シーズンはかなりフレッシュな顔ぶれとなり、元CTサーファーのリクオリファイはサリー・フィッツギボンズとイザベラ・ニコルスの2人のみ。

2025年シーズンに3名も誕生となるツアールーキーは、ベラ・ケンワーシー、エリン・ブルックス、ヴァヒネ・フィエロ。

ヴァヒネに関しては今イベント前はトップ5圏外だったので、見事な大逆転劇と言える結果を残しました。

ヴァヒネはワールドジュニアチャンプのタイトルを獲得していて、同タイトル獲得者はジュニアタイトルから数年以内にCT入りする確率が極めて高く、ヴァヒネは時間が掛かりました。

そのため、ヴァヒネのCT入りは厳しいかと思いましたが、最終戦でファイナル進出を果たしてのCTクオリファイは遅咲きサーファーに夢を与える結果になったと感じました。

続いてはメンズの最終CSランキング。

メンズは最終戦を前にしても、CTクオリファイ確定となるサーファーの数は少なかったです。

でしたが、最終戦直前のCSランクトップ10圏外から逆転してトップ10入りしたのは2名のみで、優勝したマルコ・ミニョットと準優勝のデイヴィッド・シルヴァ。

メンズはウイメンズよりも枠数が多いのですが、それでも元CTサーファーのリクオリファイが目立つのは似たような構図。

また、ブラジリアンの勢いはCSと言う構図になり、大陸ベースでの出場枠が限定された事で一時は衰えた印象がありましたが、今季は相変わらずといったところ。

トップ10の中で半数を上回る6名がブラジリアンサーファーなのですから。

ツアールーキーとなるのは、マルコ・ミニョット、ジョエル・ヴォーガン、ジョージ・ピター、エドガルド・グロギア、ジャクソン・バンチの5名。

さて、これで2025年シーズンのCTサーファーは決定となり、後はWSLによるCTリプレイスメントなどの発表が近々行われるはずなので、発表次第お届けします。

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