いよいよ現地時間の2024年10月25日から一般オープンとなる世界初となるケリー・スレーターのウェイブプールの商業施設「サーフアブダビ」。
ついに一般サーファーであっても、お金さえ出せばサーフランチのパーフェクトウェイブを体験できるようになるわけです。
東京五輪前には、千葉県にサーフランチが建設されるなどの話が浮上していたので、商業施設としてのオープンまでにかなり時間が掛かりましたね。
今回の記事は、サーフアブダビの利用料金が公式サイトで発表されたので利用者目線のニュースをお届けします。
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誰もが現行のモダンウェイブプールの中では、クオリティに関してトップレベルであると認めるサーフランチ。
ロングウェイブであり、ロングバレルもあったりと素晴らしいのですが、そのトレードオフとして人工波の発生頻度が遅いなどの商業施設としてのデメリットはあります。
また、アブダビと言う場所柄的に利用料金は高額になるだろうとは思っていて、やはりと言った感じになっています。
ここからは各コースの内容や料金などについて紹介していきます。
*初級コース
-料金は1,800ディルハム(約7.4万円)
-60分のセッション時間で乗れる波数は6~8本*中級コース
-料金は3,500ディルハム(約14.4万円)
-90分のセッション時間で、発生可能な波数は20~24本で乗れる波数は最小で5~6本(セッション参加サーファーは4名までなので、サーファー数によって異なる)*上級コース
-料金は3,500ディルハム(約14.4万円)
-90分のセッション時間で、発生可能な波数は20~24本で乗れる波数は最小で5~6本(セッション参加サーファーは4名までなので、サーファー数によって異なる)*サーフトリップコース
-料金は15,000ディルハム(約62万円)
-90分のセッション時間で、発生可能な波数は20~24本で乗れる波数は最小で4本(セッション参加サーファーは最大で6名)
さて、値段と波数を考慮に入れると、上級コース以外はウェイブガーデン系のウェイブプールの方が明らかにアドバンテージがあります。
上級コースでこれまで見てきたサーフランチの波に乗りたい方には価値があると思いますし、上級以外でもケリーブランドをトライしたい方にもアリだと思います。
とは言うものの、やはり波数の少なさはかなりのネックであり、それだけに一本に対するプレッシャーが相当なものになりそうですね。
ただ、ラストに貼り付けた動画でCTサーファーで東京五輪銀メダリストの五十嵐カノアがファミリートリップで訪れた映像を見ると、バレルの映像を残したりと思い出に残す意味では希少な経験を出来る場所と言えるでしょう。
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公式サイト「Surf Abu Dhabi」