11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーターによるウェイブプール「サーフランチ」。
同ウェイブプールの世界初となる商業施設が、先日アラブ首長国連邦アブダビでオープンした「Surf Abu Dhabi(サーフアブダビ)」です。
記念すべきオープンという事で、サーフアブダビから動画が公開されました。
今回の記事は、サーフアブダビのオープニングを祝す動画と来年のCTイベント開催の問題点に関するニュースなどをお届けします。
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サーフアブダビのオープンは単なる商業施設としてだけでないので注目度が高いです。
と言うのも、今年のオープン前にはWSLのロングボードツアーイベントが開催され、来年2025年にはCTイベントの開催が予定されているためです。
つまり、WSLとの深い繋がりを持つウェイブプールという事であり(ケリーのサーフランチをWSLは買収しているので)、なおかつ中東という場所柄と話題性が高い施設となっています。
そんなサーフアブダビのオープンを祝う動画をまずはチェックして下さい。
続いての話題は2025年シーズンに開催予定となっているCTイベントですが、アラブ首長国連邦での開催という事で問題点が浮上しています。
その問題とは、アラブはイスラム教の戒律が厳しい国の一つであり、同性愛が法律で禁じられています。
そこで声を上げたのは、2×ワールドチャンピオンのタイラー・ライトと同性婚したパートナーのリリー。
リリーのSNS投稿の概要は以下となります。
2025年シーズンのCTイベント会場に同性婚を違法とする国が含まれていて、タイラーが最悪で死刑宣告される恐れがある。
今後3年間に渡り同イベントが開催され、タイラーが毎年欠場したとすればタイラーのキャリアにおいて大きな不利になる。
さて、現実問題として3年契約のイベントをキャンセルする事は無いと思うので、タイラーに対してどのような配慮がなされるのかが問題になる事でしょう。
国の法律と宗教の戒律が絡む問題なので、簡単に解決する問題ではないと思うので今後の進展から目が離せません。