1マン1ウェイブと言われるサーフィンではあるものの、注目の集まるライディングの一つが「2in1バレル」。
一つのバレルに2人のサーファーが入ってしまう事です。
一般サーファーにとってはバレル自体が難易度が高いので、この曲芸をメイクしてしまうのはプロサーファーですね。
今回の動画は、ジェイミー・オブライエンとマイク・スチュワートによるパイプラインでの「2in1バレル」映像をお届けします。
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2人のサーファーが同じバレルに入ると言うことで、ビッグバレルでないと実行する事のできないミッション。
そのため、必然的にトライするのはその道のプロに限られ、今回の主役となったのはパイプラインのスペシャリストと呼ばれるジェイミーとマイク。
動画ではジェイミーのコメントがメインとなっていて、2人共に同じ思いでチャージしたように語っていますが、概要欄に記されたマイクのコメントを見ると少し異なるような…。
マイクのコメントは以下の通り。
ジェイミーと僕はアウトサイドリーフで波待ちしてたんだ。
そしてセットが入って僕の番になったからテイクオフした。
ジェイミーは結局僕より50ヤードほど奥から乗ってくることになるんだけど。
当初はジェイミーも同じ波に乗ってるなんて知る由もなくて、振り返って見るとジェイミーも波に乗ってたんだ。
そしてバレルセクションが迫ってきたから「一緒にチャージしようぜ、ジェイミー」って声を掛けた。
僕は自分のラインをキープすることでメイクして、驚いたのはジェイミーもメイクして僕の側で歓声上げてたんだけど、一体どうやってメイクしたのか見当もつかないよ。
言ってみればジェイミーはスネーキングしたのだと思いますが、2人は過去にも2in1バレルをメイクしているほどの仲なので、ジェイミーの軽い遊び心だったのでしょう。
それにしても驚きなのはジェイミーで、パイプラインはチョープーのようなスラブスポットとは異なり、メイクするには高めのラインを取るのが定石(ボトム付近にいるとリップを喰らうため)。
にもかかわらず、あれほどボトム寄りのラインからメイクしてしまうのですから、ジェイミーじゃないと成しえる事の出来なかった2in1バレルになったと言えるでしょう。