
数日前にイエローアラートが発令されていたビッグウェイブイベント「TUDOR Nazaré Big Wave Challenge」。
今季2024/2025年シーズンのWSL(ワールドサーフリーグ)による唯一のビッグウェイブイベントで、トウイン(Tow-in:ジェットスキー牽引で波に乗るスタイル)イベントとなります。
そのイベントにゴーサインの青信号となるグリーンアラートが発令されました。
今回の記事は、24/25年シーズンのナザレチャレンジの招待サーファーやイベントフォーマットと言ったイベント情報のニュースをお届けします。
スポンサーリンク
今季ナザレチャレンジのファーストコール予定時刻となっているのは現地時間2月18日の午前9時半。
9時半からライブ中継がスタートしてコンディションをチェックし、イベント開催に十分なコンディションであれば最短で午前10時15分にイベントはオンとなります。
ただし、グリーンアラート発令とは言うものの大幅に予報が異なりイベントが開催見送りになる恐れもある点には注意が必要。
28日のナザレの波予報は、波のサイズが25~40フィート、風はサイド~オフショアでバレルになる可能性もあると予想されています。
波のサイズとしてはシーズン中のトップレベルと言えるほどのビッグコンディションではないという事で、パフォーマンス向けと言えるのでしょう。
風はイベントスタートの早い時間帯はフェイスにバンプが残りそうなものの、時間の経過とともにクリーンになっていく見込み。
イベント招待サーファーと各チームは以下となっています。
Team 1: Lucas ‘Chumbo’ Chianca (BRA) and Pedro ‘Scooby’ Vianna (BRA)
Team 2: Nic von Rupp (POR) and Clement Roseyro (FRA)
Team 3: Rodrigo Koxa (BRA) and Vitor Faria (BRA)
Team 4: Rafael Tapia (CHL) and Pierre Rollet (FRA)
Team 5: Andrew Cotton (GBR) and Garrett McNamara (HAW)
Team 6: Kai Lenny (HAW) and Ian Walsh (HAW)
Team 7: Michelle des Bouillons (BRA) and Ian Cosenza (BRA)
Team 8: Justine Dupont (FRA) and Éric Rebière (BRA)
Team 9: Laura Crane (GBR) and Antonio Laureano (POR)
イベントフォーマットは以下の通り。
*チームは3グループに分けられ、各グループが40分ヒートを2回出場
*トータルスコアは2ベストスコアの合算で、10点満点スケールの中でシングルハイエストは倍となるのでトータルスコアは30点満点
*アワードカテゴリーは3つ:「Men’s Best Performance」「Women’s Best Performance」「Best Team Performance」
さて、現時点においてトウインビッグウェイブではカイ・レニーが樹立したハイパフォーマンスがトップレベル。
そのカイの切り開いた道を辿ってきたのがチャンボこと、ルーカス・チアンカ。
過去2回のナザレチャレンジではカイが怪我などで出場を見送り、個人戦で優勝を果たしたのがチャンボでした。
しかし、長らく振りに今季はカイとチャンボが共に出場という事で、どのような結果が待ち受けているのか楽しみなところです。
最後になりますが、会場となるポルトガルの現地時間18日午前9時半は、日本時間では18日午後6時半となります。
-----
公式サイト「WSL」