
来年2026年シーズンはCTスケジュールが大きく変わったりウイメンズのCT(チャンピオンシップツアー)サーファー枠が増えたりと、コンテストシーンのフォーマットが変革のシーズンとなります。
そしてCT入りを賭けたCS(チャレンジャーシリーズ)もまた、スケジュールが良い意味で大幅に変更となることに。
今回の記事は、2025~2026年シーズンのCSイベントの追加点やスケジュール発表を行ったWSL(ワールドサーフリーグ)のプレスリリースのニュースをお届けします。
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最初にお伝えしますが、最大の変化は今シーズンのCSイベントにオアフ島ノースショアのパイプラインが会場として加わることが決定しました。
CTクオリファイを賭けた以前ならばQSイベントの会場は、「Shitty Wave(クソ波)」と称される事が多々ありました。
CTイベントはワールドクラスの会場を転々とする事からドリームツアーと呼ばれる一方、ドリームツアー入りするための審査がクソ波で開催と言うのも微妙な話。
CTイベントの中でも特に特殊な波と言えるパイプラインがCSイベント会場になるという事は、CSサーファーにとって大きなプラスになると言えるでしょう。
CSサーファーはCT入り前に経験ができるわけですし、クソ波ツアーを嫌煙していたサーファーも、もしかしたら貸切パイプラインに興味を持ち、新たなタレントがコンテストシーンに参戦してくる可能性もありますし。
さて、パイプイベント以外では今季CS最終戦は「サーフェスト」なので、サーフェストに始まりサーフェストに終わると言った感じです。
今シーズン開催と同時に、今シーズンのスケジュール変更の発表と言うまさに驚くべきタイミングだったと言えますね。
ちなみに、今シーズンのスケジュールはすでに2025年シーズンとして発表されていました。
なのですが、パイプが年明けの1月、サーフェストが南半球のアーリーシーズンとなる3月開催ということでツアーが年を跨ぐので、今シーズンのCSは2025~2026年シーズンとなります。
ラスト2イベント絡みでイベントの合間が長引くことになりますが、パイプイベントは確実に注目が集まるCSイベントになる事でしょう。
最後になりますが、今季CSイベントの新たなスケジュールは以下となります。
・Newcastle, New South Wales, Australia: June 2 - 8, 2025
・Ballito, KwaZulu-Natal, South Africa: June 30 - July 6, 2025
・Huntington Beach, California, USA: July 29 - August 3, 2025 (US Open ・festival window: July 26 - August 3)
・Ericeira, Portugal: September 29 - October 5, 2025
・Saquarema, Rio de Janeiro, Brazil: October 11 - 19, 2025
・Pipeline, Hawai`i, USA: January 28 - February 8, 2026
・Newcastle, New South Wales, Australia: March 8 - 15, 2026
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公式サイト「WSL」