
ドイツのミュンヘンでサーフィンと言えば、最も有名なのがアイスバッハ川でのリバーサーフィン。
なのですが、50年以上に及ぶアイスバッハ川でのリバーサーフィン史において初となる死亡事故が今年4月に発生し、サーフィン禁止となっていました。
そんなアイスバッハ川でのリバーサーフィンが再開となる事に。
今回の記事は、アイスバッハ川でのリバーサーフィン再開のニュースをお届けします。
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事故が発生したのは4月17日午後11時半のこと。
33歳の女性がパートナーとアイスバッハ川を訪れてリバーサーフィンをしていて、ワイプアウトすると水面へと浮上してこない。
そこでパートナーが川へ飛び込んで救出しようと試みるも功を奏すことはなく、レスキュー隊により救出されたものの命を落としたそうです。
この事故の原因として考えられたのは、リーシュコードまたはサーフボードが海底の何らかのものに引っ掛かってしまっただろうという仮説。
しかし、水位を減らして調査したものの、特に引っ掛かるほどの原因となり得るものが確認できなかったとのこと。
そこで2か月以上に及ぶサーフィン禁止令が解除となり、ローカルにとっては待望となるアイスバッハ川でのリバーサーフィン解禁となったそうです。
ただし、今回の事故を受けて新たなレギュレーションが課せられることになり以下の通り。
・健康かつ経験者のみ
・バディシステム利用(一人でのサーフィン禁止)
・サーフ可能時間は午前5時半~午後10時
・リーシュ利用の際はクイックリリースタイプのみ(何かしらに引っ掛かった場合に備え)
さて、アイスバッハ川でリバーサーフィンを覚えたサーファーがいることを考えると、未経験者ができないのは厳しく感じてしまいます。
ただ、ヨーロッパではシティウェイブのようなスタンディングウェイブの人工施設も多々あるので、そこで経験を積んでからということも可能なのは救いと言えます。