
グリフィン・コラピント「Griffin Colapinto」(27歳)がワールドタイトルを賭けて出場した2025年WSL(ワールドサーフリーグ)ファイナル。
現場には弟でCT(チャンピオンシップツアー)サーファーのクロスビーも駆け付けてボードキャディを務め、グリフは残念ながらワールドタイトルを逃したものの、CTランク2位でシーズンを終えることになりました。
今回の動画は、コラピント兄弟によるYoutubeチャンネルから公開された2025年WSLファイナルのバックステージ映像をお届けします。
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今年のWSLファイナルはレフトハンダーのクラウドブレイク開催となり、さらにサイズはCTサーファーにとってはファンサイズと言った小さめのコンディションだったので、圧倒的にイタロ・フェレイラにとって有利と思っていました。
イタロにとってはフロントサイドとなるので、レパートリー豊富なマニューバで攻める事ができるので。
そんなイタロを破り、タイトルマッチまで勝ち進むことになったグリフ。
グリフの勝因としては、イタロ戦に関してはエアゲームで勝負しなかった点が大きいと思います。
コンディション的にエアゲームに行きがちですが、相手の得意分野に合わせてしまうとジャッジに比較採点されて厳しくなるので。
とことんレールゲームに振った戦略、そしてテールドリフトこそがあそこまで勝ち上がった大きな勝因だったと感じました。
あれだけ安定してテールドリフトを仕掛けてメイクするライディング構成は半端じゃなかったですし、だからこそCTランク2位まで勝ち上がれたのだと思います。
グリフのワールドタイトル獲得も、近くまで迫ってきているなと感じさせられました。