
海は世界中に広がっているので、例えば東日本大震災で海へ流されたものが、潮流に乗ってアメリカのカリフォルニア州へ流れ着いた話などあります。
にわかには信じ難い話ですが現実であり、長い年月をかけて国境を跨ぐことは現実に起こり得るのです。
そんなストーリーがニュージーランドでも起きることに。
今回の記事は、オーストラリアからニュージーランドへと流れ着いたサーフボードのニュースをお届けします。
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ニュージーランドのラグランでカイトフォイリング中、サーフボードを発見したと言うアルバリト・ブエノ。
この記事の冒頭の写真がそのサーフボードで、表面に付着しているのはイガイとのこと。
ただし、フォイリングをしながら岸へと持ってくるのは重くて大変だったので、海の中で半分ほどのイガイは取り落としたそうです。
それだけイガイまみれになっていたので、相当な期間に渡り漂流していたことが分かるサーフボード。
もしかしてオーストラリアから流れ着いた可能性もあるとして、SNSを使ってオーストラリアのコミュニティなどにも情報提供を求めたそうです。
すると、同ボードの持ち主と接触することに成功。
持ち主はタスマニア州でボートトリップしている時にサーフボードを失い、実に17カ月前の出来事だったとのこと。
距離にしておよそ2,400キロを漂流したとのことですが、幸いにして大きな損傷はなかったそうです。
さて、2008年には二人乗りカヤックでオーストラリア人がタスマン海を62日間かけて史上初めて横断したニュースがあります。
一方、今回のようにサーフボードが潮流だけでタスマン海を横断するには、17カ月も掛かるというのは興味深く思えます。
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参照記事「Surfboard found intact in New Zealand after being lost in Tasmania in 2024」
















