
いよいよ11月に入ったという事で、本格的に北半球のウインターシーズンへと突入することになりました。
という事は北半球におけるビッグウェイブシーズンの始まりであり、WSL(ワールドサーフリーグ)による唯一となっているビッグウェイブイベントがホールディングピリオド入りしたと発表されました。
今回の記事は、2025/2026年シーズンのビッグウェイブイベント「TUDOR Nazaré Big Wave Challenge」に関するイベント情報のニュースをお届けします。
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WSLビッグウェイブイベントの現在と過去
かつてはショートボードのワールドツアーのよう、ビッグウェイブイベントもツアーイベントが開催されていました。
なのですが、現在開催されているのは今回のナザレ(ポルトガル)を舞台にしたイベントのみとなっています。
また、ツアーイベントの時代は自力で波に乗るパドルインイベントがメインでしたが、ナザレは世界最大サイズの波がブレイクするサーフスポットなので、ジェットスキーを使うトウインイベントとなります。
今季ナザレチャレンジのイベントフォーマット
イベントのホールディングピリオドは2025年11月1日~2026年3月31日までで、この期間内でベストコンディションになると見られる予報の日にイベントがオンになります。
規定となっている波のサイズは、エディイベントと同じく25フィート以上の設定となっています。
イベントは、サーファーがライダーにジェットスキードライバーと2つの役割をこなすチーム制となり、各チームは以下の通り。
Team 1: Nic von Rupp (POR) / Clement Roseyro (FRA)
Team 2: Lucas ‘Chumbo’ Chianca (BRA) / Pedro ‘Scooby’ Vianna (BRA)
Team 3: Andrew Cotton (GBR) / Ben Larg (SCO)
Team 4: Rodrigo Koxa (BRA) / Vitor Faria (BRA)
Team 5: Rafael Tapia (CHL) / Pierre Rollet (FRA)
Team 6: Benjamin Sanchis (FRA) / Jerome Sayhoun (MAR)
Team 7: Justine Dupont (FRA) / Eric Rebiere (FRA)
Team 8: Michelle des Bouillons (BRA) / Ian Cosenza (BRA)
Team 9: Laura Crane (GBR) / Antonio Laureano (POR)
各チームは45分ヒートを2回こなし、その中でのベスト2ライドのスコアがトータルスコアとなります。
ただし、一般的なサーフコンテストと異なり、ビッグウェイブイベントではベストスコアのみ2倍となるので、トータルスコアは30点満点となります。
そのスコアを基に、「Men’s Best Performance」、「Women’s Best Performance」、「Best Team Performance」が決定という流れ。
まとめ
今季の招待サーファーを見る限り、メンズはルーカス・チアンカ、ウイメンズはジャスティン・デュポンの優勝が濃厚と見られます。
とは言っても、コンテストは水物という事で、予想を裏切る結果となるのか新たな才能が開花してサプライズの結果となるのか楽しみにしたいところです。
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公式サイト「WSL」
















